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拠点ストーリー

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「ここにいる私が好き」地域で拠点づくり、居場所づくりをしているcircle連携拠点のオーナーさんにインタビューしました。拠点ができるまでの経緯やオーナーさんの人生についてお聞きし…
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#ゲストハウス

地元に何もないと嘆いていた私が、自ら地元に”醸す場”を作り出す話

話を聞いた拠点オーナーー秋田県横手市で、ゲストハウスを開業されるまでの経緯を教えてください。 ゲストハウスを運営している場所のすぐ近くに私の実家があり、ここは私の出身地です。 よく言われるような田舎から出ていくときのエピソードのように、私も「ここには何もないな」「ここにいても自分がやりたいことはやれないんじゃないか」と思い、大学進学で上京しました。 在学中には、ヨーロッパやアジアなどを、ゲストハウスやホステル、エアビーを利用して旅していました。 他のゲストやホストとの出

多拠点生活をしていた私が、「ただいま」と言えるあなたの居場所を作る話

話を聞いた拠点オーナー おいとこ三津浜邸(愛媛県松山市三津浜) おいとこ三津浜邸を立ち上げた経緯を教えてください。 今までは、グラフィックデザインやイベントの企画などの仕事をしていたのですが、育児や介護、コロナを経て、自分の仕事や人生を見つめ直したことがキッカケにありましたね。 自分の道を考えていく中で、これまで私自身がシェアハウスやゲストハウスで人生が豊かになった経験があるので、色んな地域で多拠点生活をしてみたい人のための事業をしたいと考えるようになり、この滞在拠点

「いいとこどり」ができる富士で、ゲストハウス・コワーキングスペースを運営している二人の話

話を聞いたオーナーGUESTHOUSE 富士と碧(静岡県富士市) 東條さんは、どうして富士でゲストハウスをはじめることにしたんですか? 東條さん(以下敬称略):富士は地元で、もともと将来地元でお客様と繋がれる仕事がしたいと考えていたんです。私は昔から旅が大好きで、学生時代から日本や世界の色々な場所へ訪れていて、大学卒業後に神奈川の鉄道会社へ就職して、その後地元ホテルに勤務していました。 富士は東京へも1時間で行けたり、自然を感じたければ山もあれば海もあります。「そんな地

祖父の地元三豊に戻ってきた僕が、地域と人を繋ぐ活動をしている話

話を聞いたオーナーPrivate Chill Baseたまて(香川県三豊市) お祖父さまの地元である香川県三豊市で「Private Chill Baseたまて」をはじめられたきっかけを教えてください。 僕は埼玉で生まれ育ったので、祖父の家がある三豊市は、子どもの頃に夏休みなどにたまに訪れるくらいでした。その後、東京で働いて駐在でミャンマーに住んでいました。帰国後、祖父の家が売り物件になっていたので自分が買い戻して、宿泊施設を始めることにしたんです。 三豊市には半島があり

オーストラリアの旅で人生が変わった僕が、地元北海道でゲストハウスを立ち上げた話

話を聞いたオーナーVACILANDO(北海道勇払郡安平町) ROYさんの「旅」に関する経験を教えてください。 僕の初めての旅の思い出は、学生時代にワーキングホリデーで2年間滞在したオーストラリアです。海外に行ったのもこれが初めてでした。この時にオーストラリアの東半分を自転車で周ったんです。 自転車旅で、行く場所もスケジュールもやることも全部自分で決めて旅をしている中で、すごく「自分で人生を生きている」という感覚がありました。旅が「自分の人生を自分で決めていく」体験だとい

「地域のために人知れず頑張る人はかっこいい」。 新聞記者だった僕が旭川でゲストハウスを始めた話

話を聞いたオーナー旭川公園ゲストハウス(北海道旭川市) 旭川公園ゲストハウスの立ち上げの経緯、松本様の想いなどをお聞かせください。 北海道には、高校生のころ興味を持ったんです。学校の修学旅行で委員をしていて、そこで修学旅行の企画をしていました。「せっかくみんなで行くのだからユースホステルに分散して泊まって、最終日に合流してどういうことをしてきたか持ち寄ろう!」と言って自分が中心になって企画していました。でも、その時は学校側と旅行会社側で既に話が決まっていて、結局普通のホテ

東京の生活に違和感を感じてUターンした僕が、岡山・奉還町でチャレンジを続けている話

話を聞いたオーナーKAMP(岡山県岡山市) 北島さんの現在の活動に至る経緯や、岡山で滞在施設を始めたきっかけのお話を聞かせてください。 まず、私は以前は東京の会社に勤めていたのですが、東京の暮らしに違和感を覚えるようになってきまして。退職した後、地元だった岡山にUターンをしました。 その後、2008年に岡山市の商店街でアウトドアウェアを中心としたアパレルのお店をスタートし、色んなフェスティバルに出店して服を売っていました。 商店街自体も、私の学生時代はよく行く古着屋さんが

田舎暮らしに憧れがあった私が、地方移住して滞在拠点を始めた話

話を聞いたオーナーLacoma(和歌山県西牟婁郡すさみ町) 和歌山県・すさみ町でゲストハウス「Lacoma」をオープンした経緯をぜひ教えてください。 まず、「Lacoma」の名前の由来は、LIFE(人生)、CONNECT(繋ぐ)、MOTHER(母)をくっつけて作った言葉で、人と人との人生を繋ぐ、母親のような場所にしていければ…という気持ちで始めました。 私は以前から田舎暮らしに凄く憧れを持っていました。そんな中、普通に会社員として日々を過ごしていたのですが、2015年頃

日中、そして観光を超えた交流の橋渡しとなる場所を作った話

話を聞いたオーナー日本宿屋168(大阪府豊中市) 今回circleの滞在拠点として連携いただける豊中市の施設は、どんな経緯で開業されたものなのか教えてください。 私は大学で中国語学科を卒業していて、中国へ留学もしており、中国の方と結婚をしました。中国語通訳案内士、日本語教師、日中友好交流活動企画の運営や訪日観光客誘客のサポートなどに以前から取り組んでいたんです。特にアジア、中華圏からの観光客との接点作りが多かったですね。その中で、ただの観光ではなくより踏み込んだ内容を作っ

映画監督である僕が、 縁もゆかりもなかった地方で滞在拠点作りを始めた話

話を聞いたオーナーLittle Okawood(福岡県大川市) インタビュアー 紺谷:完山さんは、元々福岡ご出身、大川市ご出身だったんですか? 完山(以下敬称略):いいえ、全然違うんですよ(笑)出身自体は特にゆかりはなく、関西出身です。 僕は実は映画監督なんですよ。 ずっと映像の仕事をしてきていて、短編映画を撮る際に初めて大川市に撮影の現地視察のような形で来たんですね。そして、大川市を舞台に映画を撮ることになり、撮影を続けていて市の人の話を聞いていた時に、町に対する愛情