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UR快適化計画

大げさなタイトルだけど、割と真剣に対処中。

ちょっと前に、築37年のURへ引越しました。
前より駅から遠いけど、前よりちょっと広く、
前より買い物も大変だけど、前より日当たりもよく。
半径2kmまで徒歩圏を広げれば、ファミレスだってスーパーだってホームセンターだって100均だってある。コンビニはそもそもすぐ近く。
本人的には、どうやら正解ではなかったかなと思っています。

なにより一番の正解感は、ちょうどよい古臭さ。
余力のある敷地の中に3棟の住棟が、位置をずらして建てられた配置計画と適度な距離感に、昭和感が漂う階段室型の住戸スタイル。(メインエントランスというものがないから、当然オートロックではない)
壁式構造ゆえに住戸内に構造壁が通り、必然的にゆるく仕切られたLDK。(台所が台所として区切られている)
おまけに3室ある個室のうち2室が和室という、今風からは取り残された室構成。(そして残りの一室は、洋室というよりは納戸)
などなど、社宅育ちの僕にとっては、原風景とさえ思えるほどのノスタルジーが漂い、「懐かしさ」が「楽しさ」として生活に関与する感覚をはじめて味わう。
背面の階段をのぼれば、富士山と丹沢の稜線がなかなかにきれいだ。やはり関東から見る富士は、夕景がみどころ。

家賃に比して、環境とプランは十分に及第点。
性能はたぶん、いろいろ難点がでてくるだろうと思っていたら案の定でてきた。
断熱材が、現行基準より貧弱であることは間違いなく、引越してきたのが2月だったから、寒いのかなあと思っていたら、なるほど寒い(^^;)
断熱材とペアガラスの性能の確かさを、引っ越すことで身をもって知ることになりました。
東南北の3面に窓があり、西面も外壁面という独立性の高いプラン故、集合住宅特有の隣家に挟まれた断熱力は全く期待できないとは思っていたけど、暑さに弱い僕は、むしろこれからくる夏が心配。
思いのほか早く梅雨が明け、連日の酷暑のなか、思ったほどではないのが今のところほんと助かる。
たぶん北側から南東にかけて急斜面に寄り添うような外部環境が関係しているのだと思う。
朝日が入るのは少し遅いけど、その分直射日光による温度上昇も、午前中はさほどでもないゆえに。
まあ夏はまだまだこれからだから、安心はできないけど。

それより深刻なのが、サッシや玄関の納まりのルーズさ!
引越し後に気づいたのだけれど、すべてのサッシュで、網戸のモヘアが窓枠に届いていない、、とか、
玄関ドアやベランダドアの下端が目視でわかるくらいに隙間が空いている、、とか、
サッシュの召し合わせ部の気密性の難とか。
緑豊かな斜面に寄り添う環境だし、このままでは虫の侵入を防げない。
と思ったら、やっぱりちょいちょい現れた。
げじげじとか、見たことない虫とか、一度はムカデさえも。
虫恐怖症の娘でなくとも、これはまずい。
で、いろいろと対策中です。
なんとかせねば、、、。

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