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過去にしがみつくのは嫌だけど
先日、大学の友人と2.3年ぶりに話をする機会があった。最初に出会ったのは大学1年生の春、まだ18歳だった時。
頻繁に連絡を取るってわけではないけど、
たまにお互いに気になるストーリーにあてもなく返信してみたり、音信不通だったわけではない。
でも、SNSの短い文字でしかやり取りしてなかったから、久しぶりに顔を合わせてちゃんと喋った。
とは言え、たまたまわたしの会社のマーケティングを手伝うみたいな案件が友だちに降ってきてらしく、内々で現場の声を聞かせてという9割5歩くらいは仕事が目的。
だから社会人2年目になった私たちの会話は、
インサイドセールスが〜とか、徹夜で企画書つくんなきゃ〜とか18歳の私たちが見たら、
え〜なんか仕事の話とかしちゃうような関係になったの?ってたぶんびっくりするような会話ばっかりだった。
ひとしきり仕事の話というかその案件の話をした後に、
こんな話するなんて出会った頃は思ってもなかったね。
と思い出話に花を咲かせた。
そこで友達が言ってた言葉。
過去の栄光に縛られてたくはないけど、
あの時があったから今の自分がいるって思えるくらい、その時その時を全力で楽しんでいたい。って。
あの頃よりちょっとだけ大人になった私たちは、
きっと喋り方もなんか社会人にみたいになっちゃって、zoom背景もちゃんと会社の画像にしちゃったりするようになって、ちゃんとそれぞれの時間を生きて成長してた。
会社によくいるような、
誰得なの?っていう自分が若い頃は〜とか、過去の自慢大会をすぐ始めちゃうような大人にはなりたくないけど、
ふと過去を振り返った時に、
あの時の自分が頑張っていたおかげで今の自分がいるんだって。全力で生きててくれてありがとう。って
他人に見せびらかしたし自慢したりせずに、
胸を張って言えるような生き方をしたいな。
どこかのすごい人が、
人生に無駄なものはなくて、点と点だと思っていたものが、いつかつながって長〜い線になる(うろ覚えだけど)って言ってたみたいにね。
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