友達の話
高校の入学式。
私の学校は特に制服が無かったから色んな格好した人がいた気がします。
私は、何となく中学の時に着てたブレザーに、通販で買った憧れのチェックのスカートを履いてた。
天気やら、桜が咲いてたかどうかは覚えてない。
家族が来てくれてたな。
人見知りが強かった私。出席番号も前の方で、自分の前にはあまり人が座って無かった。
ざわざわと後ろ側でみんなが喋ってる声が聞こえて
「あー、やばい私も誰かに声掛けなきゃ」って思いつつもぽつんと1人でいた。
そしたら1人の女の子が私に声かけてくれた。
なんて声掛けてくれたのかも覚えてないけど
あの時のその子の笑顔がすごく眩しくて、嬉しかった。
結果として、その事は高校3年間に限らず社会人になった今でも連絡をとっている。
つい先日、しばらく連絡つかなくなってしまった時期もあったんだけど、なんとかまた繋がれた。
でも、久しぶりに会って話して…
楽しいと感じた一方で
「あれ、もしかしてなんか雰囲気変わった…?」って思ったりもした。
もちろん、高校卒業してからなんも変わらないなんて思ってないけど、なんかすごく、
寂しくなって、怖くなってしまった。
ほんとにまた次も会えるかな?
って、彼女の背中を見ながら思ってしまった。
元気にしてくれてたら良い。
頻繁に会おうなんて思わないから、
できたら年に1回くらいは会いたいな。
きっと忙しいんだと思う。無理せんでな。
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