偶然かけられてしまった客観性の呪い
自分を客観的に見なさい と言われた事が多い人間と少ない人間がいる。
多い人間は、初めから社会、というかその人が幼少期に多く接することを強いられた集団の規範から外れていた人だ。
少ない人間は逆に、外れ度が少なかった人だ。
その集団の哲学は様々だろうが、ある人が集団から外れていることを「その人元来の性向が所与としてあり、偶然それがこの集団から離れていた。だから、それはその人の能力の問題ではなく、単に性向の方向性の違いとして物理的に解釈できる」と解釈する集団は経験上少ない。
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