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50代。指の痛みを対策する。(へバーデン結節)

少し前から指が痛いなぁとは思っていたのだが、へバーデン結節になってしまった。

へバーデン結節とは、

指の第1関節(DIP関節)が変形し曲がってしまう原因不明の疾患です。第1関節の背側の中央の伸筋腱付着部を挟んで2つのコブ(結節)ができるのが特徴です。

日本整形外科学会サイトより

という、要は指の第1関節(爪に1番近い関節)にコブが出来て、変形してしまうという変形性関節症である。症状としては、

示指(人差し指)から小指にかけて第1関節が赤く腫れたり、曲がったりします。痛みを伴うこともあります。母指(親指)にもみられることもあります。第1関節の動きも悪くなります。また、痛みのために強く握ることが困難になります。

日本整形外科学会サイトより

という感じ。私の場合は、左右の小指に症状が出ている。関節が腫れ、握る事は出来るが何処かに軽くあてただけで痛む。この疾患の原因は、

原因は不明です。一般に40歳代以降の女性に多く発生します。手を良く使う人にはなりやすい傾向があります。遺伝性は証明されてはいませんが、母や祖母がヘバーデン結節になっている人は、体質が似ていることを考慮して、指先に負担をかけないように注意する必要があります。

日本整形外科学会サイトより

という事で、現在50代の私、めちゃくちゃ手を使う仕事に就いていて、さらに思い起こせば母にも指先の屈曲変形(掌側に曲がる)や側方偏位(横に曲がる)があった。

もう、なるべくしてなったという感じである。

幸い痛みはさほど酷くないので、今のところ仕事に支障はないが、これ以上の悪化や指の変形は避けたい。(すぐに変形が起こるわけではないし、程度も人によって様々だけれど)

とりあえず今は、出来る限りの対策をしようと試みている。具体的には指の体操をしたりテーピングをする、などだ。

いずれも劇的な効果があるわけではないが、しばらく続けてみようと思う。

で、先日もっと他にやれる事はないかと色々調べていたら、あるドクターが指輪をしている指の進行が遅いと話している動画を見つけた。指輪をすることで指への血流が緩やかになり、炎症が弱まるのだそうだ。

ふーむ、なるほど。じゃあ私は小指だからピンキーリングでもしてみようかな。(ちなみにその動画ではケアの方法としてテーピングを紹介していた)

そんな事を考えながら、さらに「へバーデン結節・指輪」で検索していると、へバーデンリングなるものを見つけた。

これはすずの曲がる特性を生かした固定リングで、指の第1関節に装着して使う医療機器だ。固定具にしてはオシャレだと思ったら、2021年度のグッドデザイン賞を受賞しているらしい。結構値段が張るので躊躇したが、これはいいかも、というか使ってみたいと思い購入した。

実際に装着すると、なんだかゴツいアクセサリーみたいでちょっとカッコいい。

とりあえず今は寝る時だけ左手の小指(こちらの方が、やや痛みが強いので)につけている。効果のほどはまだ分からないが、少しでも痛みの軽減や変形の防止になってくれたらいいなと思っている。

歳を重ねれば、どうしたって身体は衰えるものだけれど、そのスピードを出来るだけ緩やかにする努力はしたい。

これからは痛みというSOSが出る前に、自分で自分を労わるって事を上手くやっていきたいものである。

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