真夜中時間ブラボー
私は毎日、午前3時半に起床する。
この時間に起きるようになって、かれこれ10年は経つ。
目覚ましはかけない。
かけなくても自然と同じ時間に起きる。
早起きというにはいささか度が過ぎてると自分でも分かっている。
何故この時間に起きるようになったのか。
それは私のやっかいな性質に起因している。
私はとても忘れっぽい。
そして焦りやすい。
なのでもし、遅刻ギリギリに目が覚めようものなら頭はパニック、「なんで、なんで」と半泣きになりながら、しかも慌てて柱のカドに足の小指をぶつけて痛みに悶えたりなんかしながら出掛ける準備をする羽目になる。
そしてやっとの思いで家を出たと思ったら「あれ?玄関の鍵閉めたっけ」と逆戻り…
ああ、想像するだけで怖い。
そんな状況に陥るのは絶対に嫌だ。
それなら多少寝坊しても充分余裕があるくらい早く起きよう。
という訳で早起きをするようになった。
しかし最初はせいぜい出掛ける2時間前くらいだった。
それが知らず知らずのうちにどんどん早まって、結局今の時間に落ち着いた。
「お客さんの要望に応えてたら、どんどん量が増えちゃってね〜」とか言ってるデカ盛店の店主かと自分自身に突っ込みたくなるが、本当にいつの間にかこうなったのだ。
ちなみに、寝ている夫を起こしてはいけないので、夫の起床時間までは静かにしています。
YouTubeを観たり、本(kindleの電子書籍)を読んだり。
あとはただボーっとしています。(引かないで下さい)
さっき、いつの間にかこうなったと書いたけど結局私はこの時間が好きなんだと思う。
心置きなく自分の世界に入り込める、この静かな時間が。
真夜中時間ブラボー。
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