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深夜のおえかきグミランド

翌日に学校に持っていく成果物がまだ終わっていなくて、徹夜するぞ!と意気込んでいた夜。その日はバイトだったため、23時前に家に帰り、夕食や風呂を済ませてからスタートする予定だった。ところが、徹夜をすると決めた途端に無限の時間を得られた気がして、ついつい他のことをしてしまう。多分、課題の残作業量的にそれほど切羽詰まっていなかったし、妥協ラインを自分で決めることができる安心感があったことも影響しただろう。

まず、例のSさん(こちらの記事より)を通話に

誘って、1時間くらいゲームをした。徹夜する旨を話すと、「じゃあなんでいまゲームしてんの…?」と当たり前の反応をもらった。「気づいちゃったかぁ…」とはぐらかして返答したが、Sさんと話したかったからに決まっている。

Sさんとの通話が終わり、いよいよ作業に取り掛かった。最近ハマっているたまゆら学園のYouTubeを垂れ流しながら、たまに道草を食いながら、着々と進めた。想定よりも早く妥協ラインになり、以外にも眠いわけではなかったが、突き詰めるやる気もなかったため作業を終了した。

普通なら、このタイミングで就寝することがどう考えても道理である。しかし、ここからおえかきグミランドで遊び始めるのが私である。

誕生日に友人からもらったお菓子の詰め合わせに入っていたおえかきグミランドを、ついに楽しめる時がきたぞとワクワクしながら、順番に着色水を作り、スポイトで採って混ぜてたくさんの色を作った。それを型に垂らして固まるのを待って……いた。。。。。。

グミのもと入れ忘れてる!!!!!!!!

え?「おえかきグミランド」なのにグミのもとを入れ忘れる人がどこにいるんですか。さすがにこのときは自己嫌悪に陥った。おえかきグミランドで自己嫌悪に陥る人っているんだ。クラシエさん、純粋に楽しめなくてごめんなさい。


氾濫する着色水たち

まあこうなるわな。グミのもとを入れていないせいで固まらず(ただの水なのだから)、グミ作成ゾーンで氾濫が起きてしまった。本当はこのゾーンに予めグミのもとを引き、その上から型を置き、水を垂らすといった仕来りのようだ。氾濫してしまったものは仕方が無いので、ここに後からグミのもとをぶち込んだ。

作品名『隕石』

できました。私が数十分かけてはじめて形になったグミ。最近はそろそろ隕石を作りたいと思っていたので、納得の仕上がりに笑みが零れます。零れたのは隕石のように大粒の涙でした。

まあ、この隕石が氾濫した分の水を全て吸収してくれたので、次からは正規の方法でグミを作れました。

無事グミのもとを使い切ったところで後片付けもせずに寝ました。夢は珍しく覚えていません。それでは皆さん、今日も1日適当に。



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