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人生初の東京サマーランドを大満喫

暑いぞ!暑すぎる!どうすればいいんだ!これはもうプールに行くしかない!

というわけで、人生初の東京サマーランドにいくことにした。

東京サマーランドの歴史は長く、その始まりは57年前に遡る。
昭和42年(1967年)、東洋初の屋内型波のプールを有する「サマーランド」として開園。

その後、新しいウォーターアトラクションの増設と改良を続け、「東京サマーランド」となった現在では、屋内屋外あわせて約40万坪の広大な敷地に、5種8本のスライダーや、川下りをするようなモンスターストリームなど、さまざまなウォーターアトラクションが運営されている。

相棒は子供の頃にいったきりだという。お互いほぼ初見ということで、これはいくしかないな。

早起きして朝8時すぎに第一駐車場に到着した。

第一駐車場はサマーランドの目の前だが、そこが満車だと第二駐車場になる。
第二駐車場からはシャトルバスで送迎になる。

今回は平日だったので、第一駐車場に停めることができた。

持ち物は、レジャーシート、バスタオル、氷入りの水筒と、保冷剤と凍らせたペットボトル飲料を入れた大きめの保冷バッグ。お腹が空いた時用の惣菜パン。

簡単なお弁当やペットボトル飲料の持ち込みはO Kなので、予め用意していった。

今日は9時から開園であるが、入場は8時から可能である。

我々は、今日の拠点を、アドベンチャードームの入り口側にある、男女更衣室の間にあるグリーンルーム休憩室と決めていた。
空調がきいていて、快適にすごせそうだからだ。
他にも、同じ建物の4階にも無料休憩ルームがあるようだ。

9時前の入園で、グリーンルームは選び放題だった。

我々は、アクセスのよい、通路横のマスを選んだが、ちゃんとマスとマスの間に奥の方へと続く通路が確保されているので、奥の方がよかったかもしれない。

結構頻繁に人が通る場所だったので、あんまりリラックスできなかった。
荷物置き場、程度に利用するなら快適に使えるだろう。

この屋内の休憩ルームは、2人なら1マス、3人以上だと2マスなど、利用できるマス数が決まっていて、絨毯にラインが引いてある。

ここではもちろんテントの設営は禁止で、レジャーシートを敷いて利用する。

2人で1マスだと、足を伸ばして座れるが、寝転がることはできない。

のんびり寝転んだりしてすごしたかったら、アドベンチャードームのプール横や、屋外プールエリアの屋根のある無料休憩場所にテントを設営するとよいだろう。

この日は割とすずしかったので、外にテントでもよかったかな、とも思った。

ちなみに、各種有料席もあるので、事前に予約していけば、場所とりの心配がいらない。
人数が多い時は、有料席も選択肢入れてもよいと思った。

さて、東京サマーランドの感想であるが、もうね、最高だったよ!

東京から行ける夏のプールは、いまはたぶんやってない昭和記念公園プール、いまはもうない豊島園、そして唯一現役のよみうりランドに行ったことがあるが、東京サマーランドはダントツで洗練されているのではなかろうか。

更衣室、シャワーも綺麗で、1日開け閉め自由のコインロッカーも、園内各地にたくさん設置されている。

無料休憩所も、無法地帯にならないようにちゃんとルールがしっかりしていて、マスの間にちゃんと通路が確保されているから、自分たちの荷物置き場まで辿り着くのが簡単である。

他の遊園地だと、コインロッカー、テント設置場所は奪い合い。そして通路が確保されていないので、いちいち自分たちの基地にもどるのがたいへんである。
その点、ここは休憩場所やロッカーが園内各所にあったので、奪い合いになることがなかった。
まあ、平日ならではのことかもしれないが。

食べるところもたくさんあった。快適そうなテラス席で食事ができるレストランや軽食カフェが、園内の至る所にあって、値段もそんなに高くなかった。

これなら、園内で食べてもよかったなあ。

次は、たこ焼き&やきそばビールがしたい。
運転手さん用にはオールフリー生ビールもあって、400円でカップたっぷりに注がれているのをみて、相棒が飲みたがっていた。

さて、最高なのは施設だけではない。
なんといっても、プールやウォーターアトラクションがすごい。

以下、我々が満喫した順に感想を書いていこう。

・モンスターストリーム
我々はまず、先日新設されたばかりの「モンスターストリーム」に行ってみた。ここは専用の浮き輪を借りて、定期的に発生する巨大波にのって流れていくアトラクションプールである。

要するに、流れるプールなのであるが、定期的に増波装置から大きな波がくる。この波に乗って、みんなで「わーっ」と流されていくのだ。

めっちゃ楽しい・・・!

大きな波にふわり、持ち上げられる浮遊感と、そのあとさあーっと波に乗って進む感じが、まさに渓流遊びのイメージ。知らんけど。

このモンスターストリームは、2回周遊したら終わり。

目の良いスタッフさんが、3回目の人に上がってくださいと呼びかける。
きっと、スタッフ面接には、トランプ「神経衰弱」の項目があって、その優勝者が晴れてモンスターストリームのスタッフさんに抜擢されるのだろう。知らんけど。

・タワーズロック
2人乗り用のバックドロッパーと、1人用のコブラツイスターの二種類のスライダーがある。
高い塔を専用の浮き輪ボートを持って登ってゆき、115メートルの滑走路をピューんと降りてゆく。めっちゃ爽快!まった甲斐があったよ。

・グレートジャーニー
総水路長650メートル。いままで経験した中で1番長い流れるプールかもしれない。
このプールでだけ使える大きな浮き輪が流れるプールのところどころに置いてあるので、これを借りることができれば、非常に快適なフローティングジャーニーとなる。
今回、浮き輪を忘れてしまったので、無料で借りられる浮き輪はありがたかった。

・スプリングハウス
岩の屋根の下の温泉風の暖かいプール。

雨が降ってすっかり冷え切った身体も、ぽかぽかのお湯プールでほっと一息。

・スクリーマー
距離は短いが、高さ10mから急降下するスリルがなかなかだった。2人乗りのウオータースライダーで、文字通りきゃーっという悲鳴が上がる。まっているあいだ、みんなのきゃーっを聞くのが楽しい。
大きな声で叫ぶのって、普段なかなかできないから、私も盛大にきゃあーっと悲鳴をあげた。あっといまに終わっちゃうけど、爽快なスライダーだった。

・dobon
文字通り、4mの高さからドボンと落ちる。
鼻をつままないと水が入って苦しい思いをする。

・Tikiスライド
屋内プールにあるスライダー。
屋内プールはとても混み合っていたので、これだけやってみた。わりとすぐに順番が回ってくるので、気軽にトライできるスライダー。

・湯遊大洞窟
屋内プール横の建物の地下にある、地底湖風の暖かいお湯プール。
その日は突然のゲリラ豪雨で、屋根と暖を求めて大変に混雑していた。

・DEKASLA
4−5人乗りの大きなゴムボートで巨大なラッパのような形のスライダーに吸い込まれていく。
待ち時間は80分くらい。
待ったかいがあった。すごく楽しい。
ゴムボートに乗って、巨大なチューブをわーっと言いながら滑っていくと、そのうち巨大なラッパ状の滑り台に、ぺっと吐き出される。
吐き出されたボートは、大きく右に左にラッパの中を滑り、そのうち、しゅぽっと吐き出し口に吸い込まれて、ゴールへと到達する。

いやあ、怖いというより、気持ちいい!楽しい!並んだ甲斐があった。こういう変わった形の巨大スライダーは初めての経験だった。

・スターホイール
観覧車。サマーランドの全貌がよく見えて眺めが非常によかった。

・スーパーバウンティ
よく、バイキングという名前で乗ったことがある、船がどんぶらこと大波に揺られるように動く。
両側にマッチョのグループが乗っていたので、余計に振られたような気がする。盛り上がってとても面白かった。

・ファンコプター
子供用の乗り物だけど、結構高く上がって面白かった。

・ランダーズカップ
回転とビームを操作して、空中大戦をする。1番ビームを命中させた船は最後まで1番高い場所に留まるので、誰が勝者かわかる。我々はそうそうに下に降りてしまった。操作に夢中で景色をみる余裕がなかった。


シャワーも更衣室も綺麗。
ウォーターアトラクションもすべてトライすることができて大満足。

初サマーランドは、大人も楽しめるとても良いウォーターレジャーランドでした。

相棒は、小さい頃、母親と母親の同僚たちとサマーランドにいったそうだが、なんだか嫌な思いをしたらしい。

その嫌な記憶が、すっかり楽しい記憶に書き変わったそうだ。

よかったよかった。

また行こうね。

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