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フェルマーの最終定理/サイモン・シン

「フェルマーの最終定理」が
証明されるまでの歴史ドキュメンタリーです。

定理=「互いに素である2つの数の積が
平方数であるならば、
2つの数もそれぞれ平方数である。
x4 + y4 = z4」

私は、数学好きなので
感動をもって読了しました。

「フェルマーの最終定理」は12歳の時から
知っていてとても魅了されました。

数学はとても好きなので
所々興味深い話もあり楽しめた。

12歳の頃から数学は美しく最も
論理的だと思っていました。

例えば、約数の和と等しい数になる
完全数という存在などが
美しすぎて鳥肌です。

証明までの過程の中に
日本人の功績が多いことに
驚くと同時に誇らしい
気持ちになりました。

本書を読んで始めて日本に数学者が
居たことにも感動しました。

そして、定理の解明に日本人3人の数学者が
大きな功績を残したことも感動です。
この3人の数学者は、他の物語にも
登場してくるので、そちらも合わせて
読むと面白いと思います。

私も数学者になりたい気持ちが
学生の時にあったのですが
数学を教えていただいた恩師に
数学では、食べていけないから
諦めなさい言われて諦めました。

物理学も化学も専行していたので
好きな学問ですが、数学は特に好きです。

本書が出てから読むのに時間がかかったのは
実際に計算しながら読んだためで
この何世紀にもわたる解明されてこなかった
定理が解明されたのは、本当に驚きでしたし
解明されたアンドリュー・ワイルズ博士には
尊敬と良い意味での執念を感じます。

こんなにワクワクして計算して理解を深め
感動した書籍は、初めてでした。

最後に改めて「数学は美しい」と思います。