南アルプス 塩見岳から北岳へ縦走
登山・写真紀行 6
昭和59年8月のコースを逆に辿るように平成12年8月12日新潟から長野経由で伊奈大島駅の近くのコンビニで食料を仕入れ、朝6時40分駅からの登山バスで塩川停留所着。雨模様の中を登山開始。三伏峠小屋経由し塩見小屋着12時30分。受付して私の泊まる所はテントでした。大勢の登山者でやむを得なかったと思いますが、夜登山者との語り合い、お酒をごちそうになったりですごく楽しかった思いがあります。
次の朝4時45分出発。塩見岳(3,047m)山頂を踏んで熊の平小屋で休憩、うどんを食べ水ももらって出発。三ツ峰手前より裾野を巻いて農鳥小屋に到着12時前、受付を済まし着替え等は小屋に置いて農鳥両峰(3,051m)に登頂。今日は朝から天気に恵まれ富士山も見える。小屋に戻りのんびり過ごし次の朝4時50分出発。今日は朝から雨が降っていて風もあって写真はだめだ。間ノ岳(3,189m)、中白根(3,055m)、北岳ともガスでよく見えない。北岳着(3,193m)7時40分。再び北岳頂上の標識板と対面だ。天気が悪くとも大勢の登山者がいて賑やかだ。
広河原バス停に到着11時10分。今日は天気に恵まれなかったが白峰三山を踏破出来、安全に登山を終え、又各山小屋でも楽しく過ごすことが出来、思い出深い山旅だったと思っています。
忘れられないアクシデントに見舞われる
平成12年8月11日、国道7号を新潟に向かって出発したのです。山形を過ぎ、新潟の手前、中条から高速に上がりスピードも上げながら快晴の高速道、新潟を過ぎて三条燕インターを過ぎた辺りで急に車が故障のため速度が落ちて路肩に止まってしまったのです。早速JAFに電話し事情を話し到着するまで私に道路に出ないようにと注意し、20分程待っていると2台のJAF車が到着、1台はレッカー車で、車を載せもう一台に私を乗せ近くの修理工場に運んでもらうことにしたのです。
車の方はエンジンのタイミングベルトの切断で高速回転での故障なので修理費20万位要すると工場の社長さんに言われ廃車手続きにすることにし、ナンバープレートと余分な荷物等工場から送ってもらうことにする。JAFと工場に手数料を支払いザック一個にしてバスで新潟駅に行き、駅で細かい駅順を聞きながら飯田線伊奈大島駅に到着、午後6時頃だったと思う。近くのコンビニで食料を仕入れ、無人駅で仮眠、朝を迎え朝一番の登山バスで登山口に向かったのです。その時のマイカーは三菱ギャラン1800㏄、10年ぐらい経っていたと思います。
柳田 武男 83歳
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