SAKE PARKに行ってきた
こんにちは。「楽しいことしか見つからない生活」のかずえです。
先日、またもや楽しすぎるイベントに行ってきました。
「SAKE PARK2023]
東京渋谷宮下公園で4月8日9日に開催された日本酒のフェス。
日本各地から選りすぐりの酒蔵さんが集まった試飲会です。
Twitterで見かけてこんな楽しいイベント行くしかない!!!
と早速、前売りチケットを購入して指折り数えて待ってました。
当日は素晴らしく良い天気。風もなく日中暖かくてこんな日に昼間から飲めるなんて「ひゃほーい!」
12時からの開催。着いたのは12時を少し回った頃。
すでにいっぱいの人です。当然ですが、大人がほとんどで公園を歩くときには下に目線をいかせて、小さい子にぶつからないようにしてるんですが、この空間はそんな心配なし。
事前に購入していたチケット(シール14枚)と試飲用のカップと特典の升を受付で受取り早速物色。
でも、私、日本酒のことは全く詳しくないので、まずは目に留まった故郷の茨城の酒蔵さんから。
いろいろ詳しいことを丁寧に説明してくださるのですが、一応最後まで聞いて、「ごめんなさい。まったく詳しくないので」と笑顔で「癖のあるほうをください。」とお願いする。
大体おすすめしてくださる酒蔵の方たちは皆、飲みやすいほうを教えてくださいますが、私は試飲の時はいつも癖のあるほうを選びます。
そのほうが違いがよくわかるのです。
そして、癖があるといってもみんな自慢の逸品ですから美味しくないわけがない。
ほんとにみんな美味しい。そしてほんの2~3口なので、残すことは絶対にないのです。
ごめんなさい。味、説明できません。
違いは判りますが、語彙力と記憶力が皆無なので、しかし、すべてが美味しかったです。
で、次にやたらと行列が長いブースのお隣の新潟の酒蔵さん。
これも辛口のをいただきました。
何度も言いますが、美味しいです。
青空の元で昼間から飲む日本酒がまずいわけがない!
で次、今度は三重の酒蔵さん。
このイベント、チケット制でシールが14枚から購入可能。
シールの枚数で試飲できるお酒が違います。
ちょっと何か食べたいな。と思い反対側へ。こちらは現金かPeyPey で購入できるおつまみのブースが並んでいます。
私、小麦アレルギーなのですが、ダメもとで気になる酒粕漬けの鶏唐を攻めました。
「衣は小麦粉ですか?」とお伺いしたところ、(お醤油は平気です)
「片栗粉と米粉です。」と
よしゃーーーーーーーーーーーーーーーーーtttttっつ!!!
うれしい!!!めちゃ、うれしい!!!お店のから揚げが食べれるなんて、こんなに嬉しいことはありません。
隣に焼き鳥がありましたが、焼き鳥はどこでも食べられるので
今回は鶏唐!!!ありがとーーーーー!!!!!
で、何テーブルかフリーの立ち飲み場が用意されていて、ほぼ埋まっていました。
が!!!私はソロなんですよ。
「すいません。ひとり、隙間にお邪魔して良いですか?」と尋ねると皆さん少しづつ詰めてくださるのでうれしい。
酔っぱらいは皆兄弟。優しいです。
で、ここで黙ってられないんですよ。おいしそうなお料理やお酒を見ると
「それはどちらのお酒ですか?」なんて聞いちゃう。
皆さん快く答えてくださる。酔っぱらい皆兄弟。
「じゃ、ありがとう。お邪魔しました。」と無くなったらすぐ立ち去ります。
で次。
どぶろくがあった。どぶろく好きなんですよ。
こちら、年期ものの梅酒もあって迷ったのですが、やっぱりどぶろく。
はい、間違いありません。美味しい。
から揚げだけじゃ、お腹すいてるんですよ。
私意外と大食いで、お酒飲むときには美味しいおつまみは欠かせない。と食べ物ブースを物色していると
お酒が各種並んでるブースがありました。
聞くと熱燗がとっくりと杯で飲めるそうです。しかし、飲み歩きはできないので専用のテーブルが空かないとオーダーできないとか。
皆さん長時間、居座っているようです。
「じゃ、おつまみ買ってきますね。」とその場は立ち去りました。
熱燗好きなので、少しくらいなら待とう。
片っ端から「小麦粉使ってますか?」と聞きまくり、何軒か食べられそうなおつまみの中から、お野菜4種のものをチョイス。
マヨ不使用のポテサラ、ごぼうの糠漬け、菜の花のジェノベーゼソース?、キノコと酒粕の和え物。
すべてが私好みです。
で、熱燗店に戻り、待ってる間にお店のお姉さんにおすすめを聞くと
「長野の真澄です」と。あらー、私も時々長野行くときよく飲む。しかし、熱燗は飲んだことないです。
あまりに熱心に美しいお嬢さんが推すのでこれに決まました。
ほどなくして、席が空きテーブルに着いたら、マスターが「待っててね。今とびっきりをつけるからね。」とおっしゃってくださいました。
私も「いつまででも、待ちます。」とふざけていたら、同じテーブルの御姉様に
「あら、マスターとお知り合い?」なんて声をかけてくださいました。
「いえ、全然、まったく初対面です。」なんて返しました。
酔っ払い皆兄弟。
頼んでいた熱燗到着。
野菜のおつまみも美味しい。当然だけど、日本酒によく合う。
で、ここでツワモノの御姉様方に以前から気になったいた疑問を聞いてみました。
「升にコップを入れて、並々注いでくれる日本酒があるじゃないですか?あれってどうやって飲みます?特に最初の一口目。口から迎えにいくのはお行儀が悪いですよね?」
すると、一人の御姉様が
「この時ばかりは口からいって良いのよ」って教えてくださいました。
飲み屋さんの壁に書いてあったそうです。
「えーーー!そうなんですね!!ありがとうございます。長年の疑問が解消されました!!!」とでっかい声でお礼。
酔っ払い皆兄弟。
あっという間に1合飲み終わり「お先に~」とテーブルを後にあとにしました。
ここでシールが残り1枚。
さて、何飲む?
周りを見わたせば、1枚でも飲めるお酒は結構ある。
しかし、最後のチョイス。慎重にしたい。
そこに先ほどの御姉様がいらして、「あっ、いたいた。升忘れていかなかった?」と。「いえいえ、ちゃんと持ってきましたよ。」と升を見せます。
「あら、そう。一つ残ってたから、あなたのかと思って」とわざわざ私を探してくれてたみたいです。
これはチャンスだと思い、御姉様にお伺いしました。
「残り1枚なんです。何かおすすめありますか?」
御姉様、少し悩んでシール1枚、私の台紙に貼ってくださいまして
「これで人気のぷくぷく飲めるわよ。」って最高に素敵な笑顔を残してさっそうと立ち去って行きました。
「ありがとうございます!!!」立ち去る後ろ姿に最敬礼の勢いで頭を下げ、おすすめのぷくぷくに並びました。
ここ、初めから行列が絶えない酒蔵さん。
最後尾がわからないくらいに並んでまして、それらしいお兄さんに確認してから並びました。
前に並ぶお兄さんにこの行列の酒蔵さんの話を聞いたり、なぜか出身地が同じ茨城で現在も同県在住。趣味のひとつも同じラジオ視聴。
「君は私の親戚か?」とうれしさのあまりツッコミ入れてしまうほど話が盛り上がり、長蛇の列があっという間に終わりました。
ここで、お兄さんおすすめのまだ出荷してない搾りたての純米酒をいただきました。
お兄さんの説明だとここの酒蔵さん、独自の酒蔵を持たずに各地の酒蔵さんの開いてる樽?スペース?を使わせていただいてお酒を造ってるんだとか。動物がキャラになってるんですが、作ってる酒蔵さんによってキャラの動物が違うそうです。
最後にみなさまのおかげで良いものをいただきました。
じゃあ、シールも無くなったし会場を後にしようと出口に向かったのですが、そこで声をかけられました。
「500円で試飲3種類できますよ。」と。
もう少し飲めるかな?と気が大きくなり「じゃあ」と。
「癖の強いもの3種類、試飲させてください」と。
やっぱり美味しいーーー!!!
このお酒はすべてこちらで購入できるということなので、熱燗にもできるものを一本購入しました。
その後、有楽町の鹿児島と銀座の熊本のアンテナショップに寄り買い物をして帰路につきました。
しかし、飲みすぎました。
帰りは途中下車を繰り返しゆっくり時間をかけて帰るはめになりました。
反省しました。
でも、また、7月に渋谷で日本酒フェスあるそうです。うふふっ。
(反省の意味は…)