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親父ギャグの効能について

11月5日(日)
この日、日本シリーズのオリックスVS阪神の最終対決で、見事阪神タイガースがオリックスを下し、38年ぶりに日本一になりました。

優勝後、選手たちはビールかけで1年の労いをしたわけですが、ビールかけの締めの挨拶で、阪神の平田ヘッドコーチが話した内容が、いま色んな意味で話題になっています。


宴も竹中直人(宴もたけなわ)ですが
日もどっぷり暮れたところで
中島みゆき(中締め)させていただきます

平田ヘッド中締めスピーチより

個人的には、「博多華丸大吉の漫才のネタに出てきそうだなw」とか思いながら、翌日のTVを見ていましたが、阪神の選手の雰囲気を見てると、「愛されてるオジちゃんコーチ」と言ったような雰囲気でした。

私にも職場に以前いた用務員のオッチャンが、親父ギャグを連発する人でして、自分の表現力とかもこの人のおかけで、培ったと言っても過言ではないです(笑)

そんな中で思ったのが、(自分も含めて)なんで歳を重ねると親父ギャグを言ってしまうのかを自分なりに考えてみました。

  1. 好みや思考が変わる

(これは自分も含めてそうなのですが)年齢が上がるにつれて、好きなものが変わったり、ユーモアの好みや感覚も変わるように感じています。その中で親父ギャグは、シンプルでちょっと古いユーモアを特徴としており、それが妙にクスッとくるように思います。


2. 和みとリラックス

親父ギャグは、単純なワードで予測可能な笑いを提供するため、緊張感をほぐし、リラックスした雰囲気を作り出しているように思います。特に気軽な集まりや家族の場で、親父ギャグを言うと、それだけで和みと笑いをもたらしていると思います。

3.コミュニケーションの円滑化

親父ギャグは、気軽な会話や交流の中で使われることが多いです。会話が弾むきっかけやアイスブレイクとして親父ギャグを投入することで、会話が活発になり、コミュニケーションが円滑に進むことがあります。


4.笑いと自己のアイデンティティにつながる
あと単純ですが、親父ギャグを言って、誰かがクスッと笑うと、それだけで笑いが起きるのと、親父ギャグを言った人のアイデンティティや幸福感にもつながるとおもいます。



以上が、私が考えるおじさんが親父ギャグを言う理由です。親父ギャグは、状況や相手によって使い方が変わることもありますが、その軽やかな笑いは多くの人々に愛される要素となっています。


PS.今年の忘年会の締めの挨拶で、「宴も竹中直人ですが、これにて中島みゆきさせていただきます」っていう人、続出しそう(笑)
ちなみに自分は、「宴も高輪プリンスホテル」派です(笑)


おわり。

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