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フクロモモンガのベビーを育てる注意点

フクロモモンガを育てる際は、
住まいの環境に細心の注意を払う必要があります。

気温と湿度、清潔については当然ですが、
ベビーを育てる場合は、より細心の注意を払わないといけません。

ペットショップで買う場合やブリーダーから迎え入れるとき、
大人のフクロモモンガとは限りません。

なので今回は、フクロモモンガのベビーを育てるときの
注意点をお伝えしていきます。

ベビー期の3つの注意点

フクロモモンガのベビー期は、誕生から脱嚢(だつのう)後4か月ほどまでと言われています。

脱嚢(だつのう)とは、袋から出るという意味です。
フクロモモンガの赤ちゃんは、
カンガルーのように袋の中でお乳を飲んだりして育ちます。
袋から出たり、入ったりを繰り返しながら生後75日頃を目安に
完全に外で生活し始めます。

この間にペットショップやブリーダーさんは、
ミルクなどのエサを与えています。

なので飼えるフクロモモンガは、大体生後75日以降のベビーということです。

そしてこの時のフクロモモンガを迎え入れるときに
気を付けるべきポイントは、エサをどう与えていたか
引継ぎをしっかり聞くことです。

飼っている場所によって、エサを与える時間が違うはずです。
特にベビー期のフクロモモンガは、生活の変化に弱いですから
できるだけ引き受けた状態のまま生活を送ることが望ましいです。

そうしないと環境の変化で体調を崩してしまうかもしれません。
これが注意する点の1つ目です。

そして2つ目はエサの種類は、ミルクをメインに与えましょう。

人間と同じように3食与えるのが望ましいですが、
仕事をしている方は難しいでしょう。

その場合は、帰宅後に2回ミルクをあげ、
就寝前にミルクを1回与えてから、置きエサをすると良いそうです。

置きエサは食べない場合もありますが、
ミルクだけでも問題ないそうなので、そこまで神経質にならないように。

ただ、置きエサはペレットを与える人が多いと思います。
ペレットを与えてもあまり食べていない場合は、
赤ちゃんにとって食べるのが難しいからかもしれません。

お湯で少しふやかしたりすると
食べることもあるので、食いつきを確認するようにしましょう。

そして3つ目の注意点は、室温です。
特にベビー期は室温に一番気を付けなければなりません。

適温は28~30℃。湿度は50%が良しとされています。
この室温は低すぎた場合、命にかかわる危険がありますので
くれぐれも、適温の28~30℃を保つようにしてください。

以上がベビー期で飼う場合に必要な3つの注意事項です。

ベビー期は本当に愛らしく、
育てることに毎日幸せを感じると思います。

ですが、注意をしないとその命を落としてしまうかもしれません。
ベビーを飼う場合は、細心の注意を払って育てましょう。


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