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アナンさん、ありがとうございました。

極楽寺のアナンさんが亡くなってしまった。バラッツのお父さんでもある。インド人が考案して日本人のために商品を作り、小売販売をし、インド人がハラールショップでなく日本のスーパーマーケットなど小売店販売を開拓した重要な人物である。今で言えば結構多様多種のカレー食材が並ぶようになって、インドやアジアから直輸入商材も並べるようになった。そんな功績を残してきたアナンさんが亡くなってしまった。極楽寺やトレードショーで会えば説教になり、電話で集中して話した時期もあった。私がアナンさんが一番好きなことはエコロジーの実践をしているところだ。私もガイアの創設者を支持してきたので、20代に会った時は「ビニール袋はよくない、ずっとコットンバッグを持ち続けなさい」など色んな話をしてくれた。街の自然食品店を見回るとその世界が少しでも感じられます。ビニール袋をぶら下げて不意に会った時は長々とお説教をされたものだった。私のインド人祖父からお説教されたともアナンさんから聞いた。昨夜FBの投稿を見てたら、この悲報を見てすぐにバラッツに連絡をした。バラッツが教えてくれた「お父さんは野口さんの話をする時はいつも楽しそうだった」と、「バラッツと野口さんと何かするのもとても嬉しがっていた」と、そのLINEを見てホッとして涙が溢れ泣いてしまった。アナンさんはそう思ってくれてたんだ、大丈夫だったんだと。
ご冥福をお祈りいたします。


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