トキメジロ

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小鳥が詠みます。「木耳や 何者かもも わからずや」

 木耳や   何者かもも  わからずや  影で気の利く  お前の姿

    • 小鳥が詠みます。「平政や 近海の恵み 届け荒う」

       海からの   恵み貰いて  大和人  海無くなれば  大和無くなる

      • 小鳥が詠みます。「窓桜 初めて入れた さじの味」

         レストラン  光の道は  うれしやや  さじが運ばれ  驚く我や  外食と  父が自慢に  胸を張る  赤い絨毯  サンダル滑る

        • 小鳥が詠みます。「今昔 営み寂しく 古湯かな」

          あの時は 下駄の音で 町揺れた 湧く湯は流れ 舟を溢れる

        小鳥が詠みます。「木耳や 何者かもも わからずや」

          小鳥が詠みます。「お猪口 雨を求むは 鬱金香」

           咲いたのは  鬱金香の花  喉渇き  雨が降るまで   口開け唄う

          小鳥が詠みます。「お猪口 雨を求むは 鬱金香」

          小鳥が詠みます。「舌の角 無くなるあじみ 豆子郎」

           豆子郎  甘くもなくも  なぜ甘い  感じる甘さ    心の心

          小鳥が詠みます。「舌の角 無くなるあじみ 豆子郎」

          小鳥が詠みます。「霞む空 川音が響く 桜路」

           空霞  西風緩く  散歩みち  川音に踊る  花と人たち

          小鳥が詠みます。「霞む空 川音が響く 桜路」

          小鳥が詠みます。「光る道 先は見えぬが 前にでよ」

           卒業は  窓から出れる  時の時  飛び立て空へ  光の道へ      

          小鳥が詠みます。「光る道 先は見えぬが 前にでよ」

          小鳥が詠みます。「菜種雨 暖簾をくぐり 雨宿り」

           菜種雨  もう直ぐそこに  春せまる  葱が香りて  どんぶりひかる    

          小鳥が詠みます。「菜種雨 暖簾をくぐり 雨宿り」

          小鳥が詠みます。「腹ごしらえ めし屋をあとに土筆採り」

           選択肢  悩む昼メシ   喉が鳴る  水は緩むが  鍋焼きうどん

          小鳥が詠みます。「腹ごしらえ めし屋をあとに土筆採り」

          小鳥が詠みます。「西ゆけば チャンポンという   食ありき」

           汁とりて  豚の骨から  染みでてる   麺に絡むと  命をつなぐ    

          小鳥が詠みます。「西ゆけば チャンポンという   食ありき」

          小鳥が詠みます。「雛人形 片付け終わり 暖をとる」

           桃咲いて  人形飾り  白酒を  ストーブ傍で  頬は赤らみ    

          小鳥が詠みます。「雛人形 片付け終わり 暖をとる」

          小鳥が詠みます。「菜の波や うねり音たて 虫起こす」

           菜の香り  目を瞑るも  見える色   曇る空にも  黄色のひかり

          小鳥が詠みます。「菜の波や うねり音たて 虫起こす」

          小鳥が詠みます。「花散らず 軋む音から 暖をとる」

           雨が止み  北風またまた   吹いてきた  ストーブ片付け  悩む土曜日

          小鳥が詠みます。「花散らず 軋む音から 暖をとる」

          小鳥が詠みます。「牡蠣フライ サクリと噛むと    海の味」

          不思議かな  サクリと噛むと 染み渡る 海山川の 景色現る

          小鳥が詠みます。「牡蠣フライ サクリと噛むと    海の味」

          小鳥が詠みます。「倭の人の 形が見える 枝垂れ梅」

           威張らずに  こうべを下げて  人を知る  和を重んじて  慶を与える

          小鳥が詠みます。「倭の人の 形が見える 枝垂れ梅」