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映画【非常宣言】

いやぁ、面白い面白い‼️
流石、韓国映画!
ウィルスによるテロ&フライトパニック&
政治の駆引き、そして家族愛や差別。。。
てんこ盛りだけど、約2時間半にきっちり
まとまってます。

前半はウィルステロ、後半はどちらかと言うと”フライトパニックもの”という印象。
もう、中盤から後半にかけて徐々に面白くなっていくことといったら!
(テロの犯人は割りと早めに退場します)

これ、フライトパニックもの好きな方には
堪らないかも。アメリカ映画にありがちな
スーパーヒーロー、飛行機に乗務している保安官も出てきません。なので妙にリアル。
乗客は次々死んじゃうし、機長が亡くなり
機体は急降下。その急降下のシーンの恐ろしいことよ。

ネタバレになりますが、着陸拒否された成田に無理矢理着陸しようとすると、なんとなんと航空自衛隊登場!
それだけではありません。
”領空侵犯である!”
と韓国民間機に対して容赦なく威嚇射撃しまくり。それでもなんとか着陸を試みる機体に対して、今度はまさかの真正面からの進路妨害!やりよる航空自衛隊!

なんだか随分日本が悪者みたいで、
このシーンでは正直、すわ反日か?と思いましたが、
その後自国である韓国からも着陸拒否されるというまさかの展開だったので、そんな意図はないのかも(昔ならともかく今の時代に反日もねー)
韓国空軍も登場して(誘導のため?と言いつつ実は監視か)トップガンマーヴェリックを6回も観に行った身としては大興奮の後半。

政治的駆引きも良く描かれており(チョ・ドヨン氏素晴らしかった)いかにも日本、いかにも韓国で。事態が収束した後、功労者であるはずの大臣(チョ・ドヨン)が、裁判で被告として対応の是非を追及されてしまうとか、、、

とにかく2時間半という長さをまっったく感じないハラハラの面白さ!

しかし、同様の事が実際にあったならば、
やはり航空自衛隊ってあそこまで、外国の民間機に威嚇射撃するんだろうか?とちょっと気になりましたが。

テロの理由はボヤッとしていて、ハッキリと解明されていません。母親の死でアイデンティティ云々、、、とありますが、あれほどのテロを企むにしては弱い理由。
劇中、大臣が裁判で語っているように
世の中には、常人が想像出来ない邪悪な人間がいる、という言葉のほうが納得出来ますし
理由なき犯罪なのでしょうか。

最後に、
イ・ビョンホン氏、久々に拝見しましたが全く変わらないですね、驚き。
相変わらず素敵な声。


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