能登半島復興支援チャリティー演技会によせて その3

待ちに待った配信がありました。
いやあ、最初からカッコ良かった!
太鼓の音色に合わせて舞うスケーターも、輪島和太鼓・虎之介の皆さんの太鼓も、石川県立能登高校書道部の巨大書道のパフォーマンスも、一人一人のスケーターの演技も全てがカッコ良かった‼

最初の太鼓に合わせたコレオを考えたのはやはりあっこちゃんでした。流石振付師さんです。
太鼓。西洋のドラムとは全く違うものの、リズムや拍を取りながら様々な打ち方で音色を変えつつ一つの音楽として成立していて、そこには確たる芯が感じられ、それに合わせたスケーター達の確かなパフォーマンスはより迫力を生み出していた様に感じます。
それに続いた太鼓の演奏はこれまた息をのむ見せ場の連続で手に汗握る思いで見守りました。

更に能登高校の現役高校生による縦4m×横7mの紙に書いた復興への思いも本当に美しく力強く優しさに満ちた作品で、私ずっと涙目でしたw
彼女達の筆運びは文字通り「一筆入魂」でありました。
巨大な筆を両手で持ち身体全体で書き上げていく様はある意味アスリート。
墨が袴や両手足に顔についても意に介さず、紙の上に綴る文字に命を吹き込んでいく。日本語の美しさ、書道の奥深さを見せて頂きました。
このパフォーマンスを支えるのもやはり太鼓の音色でした。
普段の日々の中で和太鼓に触れる機会はそうそうあるものではありません。
せいぜいお祭りなどでしょうか。
本当に素晴らしかった。楽しんで太鼓を叩きたいと仰っていた通り、笑顔が溢れていましたね。

そしてここからスケーターの演技に移って行きますが、間を結ぶのは我らが羽生君。柔和な表情で虎之介の皆さん、書道部の皆さん、そして配信を見ている視聴者一人一人への挨拶がありました。
無良君は「燦々」、あっこちゃんは「愛の賛歌」、さっとんは「Stabat Mater dolorosa(スターバト・マーテル・ドロローサ)」をそれぞれ演じて、この中で「愛の賛歌」をあっこちゃんが演じたのが個人的には懐かしく思いました。自分を指導してくれた長久保豊コーチが好きだからとアマ時代に演じたものを久々に演じられたからです。
そして大トリの羽生君ですが…Danny Boyかと思っていたんですけどねー。いやそこは大外ししてしまいました。だってここまで皆白を基調としたお衣裳の演技だったので、これは最後来るか⁉と思ったのですけれど、羽生君は「春よ、来い」を見せてくれました。
ここに至るまでの自身の想いを鑑みた時、きっと「春」が一番相応しいと判断されたのでしょうね。
羽生君がどれだけこのプロに救われてきたか分からない曲。そして元日に震災に遭い、能登の人々には恐らく未だ“春”は訪れていない。一日も早く訪れてほしい“春”。優しく慈愛に満ち包み込むような“春”を羽生君は現地で、被災して傷ついた全ての人々に届けたかったのかな、と思いました。

我らが報知新聞の高木記者、そして古巣でありゴールデンコンビと私が勝手に思っている矢口亨カメラマン、更に毎日新聞の倉沢仁志記者が現地に赴くと呟いていたので、上記の予想はほぼ的中したようで、配信終了後には羽生君の単独ショーではほぼ記事を上げなかった報道各紙のwebがこの配信のレポをあげだしました。

以下順不同でリンクを貼らせて頂きます。Ⓒは省略とさせて頂きます🙏

現地で昨日はスケート教室でスケートを体験した子供達は今日は現地リンクで生の羽生君達の演技を観る素晴らしい体験をなさいました。
私が配信で観ていて一番感動したのは「春よ、来い」を演じ終わった後の拍手、のタイミング‼
これまで見て来たアイスショーでのものと全然違いました!
何が違ったか分かりますか? 羽生君が演技を完全に終えて更に一拍おいた後に拍手が沸き起こったのです! 素晴らしい‼ 素晴らしいです‼
このタイミングですよ。このタイミングを私は ICE STORY にも欲しい‼
脱線してしまうけれど、どうしても書いておきたかったのです。

毎日新聞自体はもう見切りをつけ、ほぼRTもしませんが、倉沢記者や芳賀さんには罪はないのでリンクを貼ります。ブルーポストには矢口さんがゲストで登場されて色々語って下さったりもしていますので貼っておきます。
(因みに貝塚さんと矢口さんは同級生だそうで…すんごい驚いた。これは貝塚さんが話していた衝撃の事実です)

それでもやっぱり羽生君の事をずっとずっと大切に思って丁寧な取材と記事をあげて下さって感謝しきりなのは報知新聞と記者の高木さんであります。
スポニチも小海途さんを派遣して下さって、明日の新聞は要チェックとは思いますが、一時期よりは結構塩対応な事は否めないと思わされている分、報知さんへの信頼度がどうしたって右肩上がりな訳ですね。

順不同になりますが、東スポはやはり中西崇太記者の記名入り記事は良いですね。東スポ自身も見切りを付けましたが(先の毎日とほぼ同時期に…)、中西記者の記事は今後も支持したいです。

高木さんの記事にはこれからも大いに期待しちゃいます‼

多分今後も新記事が上がってくると思いますが追いかけられるだけ追いかけ、都度リンクを貼って行きたいなと思いますが、ひとまずはこの辺りで。
(リンクはひっそり追加していくと思います)



最後にとっても重要なお話を。
 Mrs. GREEN APPLE の「ケセラセラ」に合わせてエンドロールが流れましたよね。その時特に注目していたのが後援(石川県、読売新聞北陸支社、北国新聞)と協賛(NTTドコモ、カジグループ、JA全農いしかわ、三谷産業)、そして特別協力に「海老名明子」氏の名前!!


私は〈能登半島復興チャリティー演技会によせて〉でこう書きました。

今回の演技会の企画を持ち込んだのが誰なのか明らかにされていません。
テレビ金沢さんだったのか、日テレさんだったのか、はたまた羽生君だったのか(真ん中はないかな?とも思いつつ)。
ゆくゆくは明かされるかもしれませんがいまはまだ霧の中です。

能登半島復興支援チャリティー演技会によせて|蒼穹 (note.com)

日テレ自体はないだろうな、とは思いつつ、『nottestellata』というアイスショーを企画されたであろう海老名さんが必ず関わっている筈と睨んでいました。(多分皆さんも思っていたでしょ?)
nottestellata前後辺りで羽生君は海老名さんに相談を持ち掛けたのかな。
テレビ金沢さんに羽生君が直接打診したのは終了直後の様ですから。
その間で海老名さんがテレビ金沢さん関係者に話を深くではなくても、近々「羽生結弦選手から連絡があると思う」程度であってもメッセージを寄せていたのだと予想します。
いきなりよりは関係者が道を慣らす方がその先に続く道のりがスムーズですから。