太陽光でCO2から高純度の「ギ酸」を生成する光触媒が開発される 水素社会の実現に前進!
東京工業大学は5月16日、可視光線(太陽光線)をエネルギー源にしてCO2からギ酸を高純度でつくることができる光触媒の開発に成功したと発表しました。
では、まずギ酸の説明から始めましょう!
ギ酸の化学式はHCOOHですね。
みなさんは、この化学式を見て、何か気がつきませんか?
そう、H+CO+OHになっています。つまり、ギ酸を適切な触媒を使って分解すると、H2(水素分子)+CO2(二酸化炭素)になります。
そこで、ギ酸は、現在、水素社会実現の観点から、とても注目されて