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インプットの仕方

黒神話悟空をしながら、最近聞いているオーディブルとインプットの性質が異なるように感じた。
能動的なインプットと受動的なインプットである。
ゲームは、自分のペースで進められる能動的なインプットに(読書など)、オーディブルは流れるままに視聴する受動的なインプット(動画や映画など)だ。

今回は自分のシチュエーションに応じてインプットスタイルが変わる話をする。

・黒神話悟空 長編ゲーム、高難度アクション
 ・時間をじっくり確保して遊ぶ必要がある。
 ・訓練が必要なアウトプットが求められる。
 ・能動的なインプット、ゲームの攻略構造を理解する必要がある。

上記の特性から、プレイ体験が時間によって断続的に区切られる。体験とその他(仕事、家事、他の用事)を行き来する必要がある。
長期間かけてプレイする。
そのため、まず操作を手に馴染ませるため、メモが必要となる。この攻撃にはこのボタン、強攻撃にはこのコンボと言った感じだ。
一度ゲームから離れたら、メモを見返すことで、戦略を組み立てプレイで実験する。
当たり前だが、一日中ゲームができるもしくは難易度の低いゲームではこんなことをしない。習得難度が低いからだ。
こういう意味では、書くという動作は考えたことを自然と整理して自分の中に入れ直す作業のように感じる。

・オーディブル
 ・ながら聴きができる。
 ・いちいち止めて見返さない。流れるのをどんどん聞いていく。
 上記の特性のため、インプットスピードが速く、内容は自分が興味ある部分を瞬間的に取捨選択する。ようは感じるように言葉を浴びる気持ちだ。自分は読書スピードが遅く資格情報を脳内で言葉として処理するのに時間がかかる。
しかし、流れるように言葉が耳に入ってくると感覚で本を理解できるので処理能力が上がるように感じる。
ここでは、メモを必要としない。気になったところだけクリップする。

こうして見比べてみると、理解に時間がかかる時に書くと言う行為はとても助けになると感じる。

書くことで構造を明らかにできる、新しい側面を見出すことができる。メモすると言うのは忘れたくない事を書き留めておくことではなく、一度自分の外に出して内容を理解して再度頭の中に入れ直す行為という側面がある。
このメモの力を知っておけば、自分がいつメモを必要とするかがわかるような気がする。
ひとつ注意したいのは、脳内で処理できるか、視覚的に見直すことで処理できるかは人によって異なるということだ。
見るか、聞くか、肌で感じるか、同時に体を動かしてるか、それぞれのインプットの状況によって自分がどう理解しやすいかを常に試行錯誤しながらやってみることだ。

書くだけじゃなく、声に出してみるのも良い。
これを読んだ人がそれぞれ自分にとって良いインプットができるようになる気づきが得られればと思う。

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