さんかく
衣食住のうち二つを掴まれたらそれは浮気なのでしょうか。
内容をちらっと見てすぐに惹かれてしまいました。
こういった男女間のリアルであってリアルでない世界観は千早さんの小説では鉄板ですよね。
けど毎回二番煎じにとどまらないのが千早さんのすごいところだと思います。
もしかするとそれらの関係性は本質的に同じなのかもしれません。
ただ表面を齧っただけの読者が勝手に枠に放り込む。そんなやわな工程にも思えました。
しかし千早さんと私達読者が文字を介して通じるその過程には、ただ表面を齧っただけだからこそ分かることがあるような気がしました。
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