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お嬢様学園の転校生1


〇〇:はぁ〜〜疲れた

俺の名は岡倉〇〇。17歳高校生

だが、今は学校には行っていない。イヤ、入学していない

俺は両親がいなくて、じいちゃんとばあちゃんに育ててもらった。

じいちゃんばあちゃんは小料理屋を開いているが、稼ぎが足らねぇから俺が工事現場のアルバイトをしている。

だから、入学していない。

上司:〇ちゃん。今日上がっていいぞ。

〇〇:あざっす





ブーーーーーーン

親友からもらったバイクで、アルバイトに行っている。







午後11時

ガチャ

〇〇ただいま。

節子:おかえり〇〇


大吉:おかえり

〇〇:いやぁー今日も疲れた。

節子:ちゃんとお風呂沸いているから入ってらっしゃい。

〇〇:はい
じいちゃん今日の飯は

大吉:唐揚げだぞ〜

〇〇:よっしゃ楽しみだな

節子:楽しみなら入ってらっしゃい

〇〇:はいはい

節子:返事は一回

〇〇:はい










入浴後

〇〇:では

3人:いただきます

〇〇:ウメェ〜

大吉:そうかそうか

ビール瓶からビールを注ぎ、飲みながら言う

節子:もう少しお行儀よく食べなさい。

〇〇:はい

大吉:バイトの方はどうなんだ。

〇〇:順調、順調。上司からはお前はよく働くって言われから給料上がるしもうすぐビルは完成するから、今みたいに行かなくていいし

節子と大吉は顔を見合わせる。

節子:〇〇話があるの

〇〇:何?

大吉:お前”高校生”になりたいと思わんか

〇〇:え?

節子:実はね。

書類をだす

そこには、入学手続きと書かれた書類が

節子:珠子おばあちゃん知ってるでしょ?

〇〇:うん

節子:珠子おばあちゃん学校の理事長やってるの。

〇〇:マジ!!!

節子:それで、おじいちゃんが頼んでくれたら、いいって言われて

〇〇:でも。

大吉:あの件はお前は悪くないそうだろ。もう大分時間がたった。大丈夫じゃ

〇〇:………

大吉:しかも、〇〇お前まだ高校に未練あるじゃろ

大吉:知ってるぞ、〇〇が同学年で、学生服着ている子のこと羨ましそうに見てただろ。おじいちゃん知ってるぞ。

節子:〇〇どうするの?これは、私達が決めることじゃないし

〇〇:…………入りたい。俺ここに入りたい。

大吉:わかった。明後日からだから準備しておけ

〇〇:おう








2日後

〇〇:似合ってる?

節子:えぇ大丈夫!!!

肩を叩く。 

大吉:〇〇。仲良くするんだぞ

〇〇:はい。じゃ行ってくる。

節子、大吉:いってらっしゃい

〇〇:行ってきます。

ガチャ

今日は自転車かな

チリンチリン🚲











光ヶ丘学園

〇〇:ここか、

〇〇は自転車からおり、珠子おばあちゃんを探す

〇〇:にしてもこの学校広いな。ヤベ、時間がねぇ。

〇〇は学校を走り回る。

そして、ようやく理事長室につく

〇〇:はぁはぁ着いた

コンコン

〇〇:失礼します。

珠子:はーい、〇〇ちゃん。ようこそ光ヶ丘学園へ


〇〇:珠子おばあちゃんありがとう高校に入れてくれて。

珠子:いいのよいいのよ。久しぶりの高校生活楽しんでね。

〇〇:うん

珠子:ところで、〇〇ちゃんにお願いしたいことがあるんだけど、

〇〇:うん?











節子:大丈夫かしら

大吉:何が、〇〇でも初日から問題起こすことはないだろ

節子:そうじゃありません。あの学園、"お嬢様"たちが集まる学校なんですよ。

大吉:確かにそうだが、心配ないじゃろ

節子:そうかしら









珠子:実はね。うちの学校お嬢様しかいないの

〇〇:マジで!!

珠子:それでね。あの子達まぁ、先生も何だけど世間を全く知らないから、何かあったら守ってくれない?もちろん、あのことは黙っておくから。

〇〇:それが頼み?

珠子:そうよ。できる?

〇〇:オッケー引き受けたぜ

珠子:もし、できたら学食ただにしてあげる。

〇〇:よっしゃやってやるぞ。

珠子:〇〇ちゃんのクラスは2年5組ね。あとねぇ、私が普段こんなキャラってのは内緒ね

〇〇:もちろんわかってますよ。

珠子:もうすぐ、3人の先生が迎えに来るから

コンコン

珠子:入ってちょうだい

3人:はい

3人の女性が中に入ってくる。

???1:どうなさいました?

珠子:今日からこの子が2年5組に入ることになりました。

〇〇:岡倉〇〇です。よろしくお願いします。

珠子:右から


珠子:生田絵梨花先生。生田航空のご令嬢

珠子:齋藤飛鳥先生。齋藤不動産のご令嬢


珠子:秋元真夏先生。ミライマートのご令嬢

珠子:仲良くしてあげてね

〇〇:はい

飛鳥:一つよろしいですか?

珠子:何かしら?

飛鳥:〇〇くんはどこの御子息ですか。

〇〇:いや、俺はしがない小料理屋の孫で、それほど、稼ぎねぇぞ。

3人:え?

秋元:なんで入れたの?ここ、お嬢様ぐらいしか入れないよ

〇〇:そりゃ、俺はここにいる珠子おばあ

珠子:ゴホッン。彼には特別な理由で入学を許可したんです。しかも、この学園はお嬢様専門学校ではありません。

3人:失礼しました

あぶねえ、危うく言いかけたぜ。

珠子:それじゃ、連れ行ってあげて

3人:はい

生田:付いてきて

〇〇:おっす

珠子:〇〇くん頑張って

〇〇:おっす

ガチャ

珠子:〇〇ちゃん頼むわよ










3人の先生の後をついていく。3人の先生は前でコソコソ話している。

生田:なんであんなの子が入れたのよ。

飛鳥:貧乏人が

秋元:うちの学校何だと思ってるだろうね。

生田:ホントだよ

飛鳥:何も問題起こさなきゃいいんだけど

聞こえてるぞ。貧乏人何だったら何だつうの

〇〇:あの

3人:何💢

〇〇:いや〜〜〜なんも

理事長室と全然違うな

そう言って教室につく。

秋元:じゃここで待ってて、

飛鳥:呼んだら来て

〇〇:はいはい

3人は教室に入っていく







生田:はーいみんな静かに
   今日はみなさんに転校生を紹介します

クラス:やったーーーーー

秋元:まぁあんま期待しないほうがいいよ

おい、普通言わないだろ

飛鳥:入ってきて

よし、行くか

〇〇は教室の入っていき、

黒板にでっかく名前を書き、教卓にバンっと手を起き

〇〇:今日からてめぇらのクラスメートになる。岡倉〇〇だ。なんか文句あるやついるか?

クラス:…………

〇〇:(あちゃーやり過ぎたかも)

???:(〇〇くん、面白いかも)





to be continued

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