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NAGA度が高い選手はMリーグでも勝てているのか?


 ネット麻雀ガチ勢のお供であり、麻雀界のロトポータルとして名高いNAGAさん。最近では渋川さんがNAGAとのコラボ配信を行ったことで話題にもなりました。

 また、今期の途中から t-yokoさん(@t_yoko6dan )がMリーガーの打牌をNAGA解析した結果を公開してくださっています。勿論ネット麻雀とMリーグだとルールが違いますし、人読みの要素も入っていないため、NAGA度が高い=強いとは一様に言えないですが、それでもある程度の打牌選択の正確さは測定できますので、考察するうえでの指標には充分なり得ます。


 今回の私のnoteですが、t-yokoさんが公開してくださっている選手ごとの平均NAGA度の値と、毎度ながらMリーグ非公式成績速報さん(@mleague_results )が公開してくださっている個人成績結果から、「NAGA度が高い選手ほど個人成績を残せているのか?」について、乖離度を示すデータ化を行って検証をしました。なんというドッキング手法…

 


【①平均NAGA度】


 t-yokoさんのnoteから「平均NAGA度」を拝借させていただきます。
 解析対象期間は2022年11月18日~2023年1月31日です。

 さらに詳しく知りたい方は下記のnoteをご覧ください。


平均NAGA度
*2月10日より上記t-yokoさんのnoteが有料化されるとのことで、それに伴ってこちらで公開しているわけにはいかないので一部を削除いたしました。ご興味ある方は↑のnoteをご購入ください。

[XXX t-yokoさんデータ箇所。現在は閉鎖中ですXXX]


 t-yokoさんのnoteでは平均NAGA度だけでなく、一致率と悪手率、それからチームごとのランキングもまとめていらっしゃいました。「個人的所感」に書かれていた内容を勝手に抜粋させていただきますと、

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・NAGA度が高いのはサクラナイツとパイレーツ。
 →しかし個人成績がプラス域の瑞原さんと堀さんはNAGA度が高くない。
・NAGA度とチームポイントランキングは相関しない。
・ラス回避を目指したAIだからMリーグでの最適解ではない可能性。
 →NAGA度チーム平均が最も高いサクラナイツが最もラスが多く、相関しない。
・そもそもデータが少なくて分散が大きい
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だいたいこんな感じでした。


あと私が感じたところだと、
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・しっかり鳴く人ほど高く、門前進行の人ほど低い
・下位3名は「悪手率」も抜けて高いので、「明らかな悪手」認定された打牌による影響が特に大きい (※セレブ打法までは学習していないようなので、黒沢さんが低いのは仕方ない)
・人読みを取り入れているとやや低い
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これでおおよそ分類できそうだなと考えながら観ていました。


【②個人成績】

 非公式成績速報さんから拝借させていただきました、2022年10月3日~2023年1月31日までの個人成績です。
 T-yokoさんのデータに完全に合わせるならば、11月18日~1月31日までの結果になるように10月3日~11月18日までの結果を引き算すべきなのですが、今回は傾向だけ分かればいいかと思いましたし、他にも不確定要素が多い検証ですので、それをやったところで妥当なデータになるわけではないので省略します。



【個人成績とNAGA度との相関】

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