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三月記 3/11

令和 6 / 3 / 11 (月)
天気 曇  気温 2 ~ 8 ℃

 今日は、午後から日差しが届きそうです。気温も5℃以上なので、作業をすると暑くなるので、一枚脱ぐつもりです。

 孫のインフルエンザBも無事に、免疫を作り回復しているようです。
元々、元気なのですが、心配でした。
 彼の好きな「苺🍓」を食べさせました。
 子供達が風邪を引くと、普段食べない果物を買って帰るのです。
 私にすれば高価な買い物ですが、値段には代えられない愛情が込められているのです。

 幼い頃、私が風邪を引いて寝ていると、母が器に缶詰の蜜柑を入れて、枕元に置くのでした。
 私を起こし、優しく語りかけながら蜜柑を食べさせるのです。
 その記憶があり、風邪を引いたら美味しい果物を食べさせるものだと思い込んでいるのでした。
 
 その後、病気になったら大事にされて、蜜柑の缶詰が食べられると思っていましたが、私は風邪も引かない丈夫な子供になっていました。
 
 鼻水は、よく出ていましたが、それは皆がそうでした。肌艶も良く、真っ赤な林檎の頬っぺでした。でも、子供の頃は林檎の頬っぺが嫌でした。
 
 大人になると、良く肌を誉められるのです。真っ赤な頬っぺは、大人になるにつれて、色白の艶々な肌に変わったのでした。
 
 科学的に解明すると、母からの洗顔の伝授なのです。
 私の母は、朝起きて顔を洗う時、洗面器にタオルを入れてから、ヤカンのお湯を入れて、水を少し足して、熱々のタオルで顔を拭かせていました。
 洗顔石鹸などはありません。
私は、それを結婚してからも続けていたのです。夜はお風呂に入った時に、洗顔石鹸で洗っていました。

 私の娘が小学生の頃に、
「お母さんは、どんな洗顔をしているの?」
 と、聞くのです。
 どうやら、同級生のお母さん達から、聞かれていたみたい。
 それで、お湯で顔を洗っていると答えました。
 その後、何度も聞くので変だなと思ったのですが、どうやら他のお母さん達からブーイングがあったみたい。
「それは、嘘だね。どんな化粧品を使っているか教えてね。」みたいな、ブーイングです。
 
 でも、科学的に考察すると、どうやら私の肌には、酵素が多くあるようです。
 朝、使ったタオルは洗剤で洗わないで、お湯ですすぐだけです。
 それを乾かして、次の日に使用します。タオルには、沢山の酵素菌が生きているのです。
 そして、その酵素菌は顔を洗う度に私の皮膚の雑菌を洗浄していたのです。

 大人になった娘に教えても聞く耳を持ちません。彼女は高価な洗顔料を使い、肌が荒れてゆくのです。
 多分、私から譲り受けた酵素を全て落としてしまったのでしょう。

 目に見えない酵素菌などの小さな生き物の、強力なパワーを私達は見過ごしているのです。

 私が、今、注目している物に、「ヤクルト」「メグミルク」「森永のメモリービフィズス」があります。
 半信半疑で飲用していますが、どうやら効き目が現れているようです。
 少し、高価ですが、悪くなってから病院へ通うリスクを考えると、お安いものです。
 何故なら、人生100年的思考をした時に、十分過ぎる財産になるのです。

─ 完 ─

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