ピンホールマーケティング~どこに需要があるか分からない~(2024/09/18)
木下斉さんのジブン株式会社ビジネススクールにて、ピンホールマーケティングについて触れられていました。
「ジブンならでは」の、ニッチな市場で生き抜く戦略を考える、と解釈しました。
以前から少しずつ気になっていたことではあるのですが、このタイミングに記事にしてみようと思います。
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私はnoteを書き始めてからおよそ10ヶ月経過しました。note投稿は、有料記事で儲けようとかそういった意図は全く無くて、ペイウォール的な意図でいくつか有料記事を書いてきました。
いちばん最初の有料記事は、全く誰にも見向きもされませんでしたが、あるタイミングから買っていただけるようになりました。自分でも驚いているのですが、これまでで総額で5桁の金額をお買い上げいただいています。
voicyの同じチャンネルリスナー仲間の方々のご縁で、「こいつの記事なら買ってやろう」という感じで買っていただいてるのかなとも思うのですが、私としては、大して有益な情報でもなく、高尚な分析内容でもないものが売れたりして、それでも購入後に高評価いただいたりして、本当に「どこに需要があるか分からない」というのを身を持って感じた年でした。
そんな私の有料記事の中で、今のところ一件も売れていない記事がひとつだけあります。この記事、フォロワーが少なかった初期の記事ではなく、ある程度の売上も立ったあとに販売した記事でした。ちなみにそれは、私が受験した税理士試験に関連する記事です。本人的には かなり時間を割いて執筆し、渾身の力作でしたが(笑)。
ここで、分かりやすくマーケティング的なものを垣間見ることができたのですが、今のところ私にはそういった要素の記事は求められていないようです笑。
読者層(主にフォロワーさん)の興味の方向という要素も関係あるかもしれませんが、変な話、「税理士試験の話」は、私の記事でなくてもネットを漁ればいくらでも見れるわけですよね。
少なくとも、noteにおいての私の記事の需要は、やはり「私がジブンで経験して考えたこと」という点にあるのかなと強く感じました。
私は、良くも悪くも 昔から考えすぎるところがあります。しかも、あまり建設的ではないことに(笑)。
どちらかというと、そのことを悪い方向で捉える場面が多かったのですが、noteでそういった思考の過程を書いてみたところ、「そういう考え方もあるんだ」と仰っていただくことがあり、「なるほど、これも私の強みかな?」と考えるようになりました。
私はこれまでの人生で圧倒的な勉強不足で博識でもありませんし、分析力に長けているわけでもないです。ですが、このような私の考えでも、面白いと思っていただいて課金していただける価値もあるようなので、私ならではの視点を更に磨いてみたいと思います。