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生きたお金の使い方

私は普段お金を使うとき、そのお金の使い方が生きているか、死んでいるかを考えるようにしています。

例えば、
A:課長が部下二人をランチに誘い、一緒に食事をし、部下の分の代金2000円分を御馳走する。

B:部長が部内のメンバー20人を集めて飲み会をし、ポケットマネーから1万円を出し、残りは割り勘。

どちらの方が、お金が生き生きと働いていると思いますか?

おそらく、Aでご馳走してもらえた部下は、それなりに喜んでいると思います。
それに対してBは、行きたくもないのに強制参加させられた挙句、飲み代を4000円。10000円を20人だと1人当たり500円。全員3500円払わなければなりません。当然、飲み会は好きだし、部長のカンパに感謝してこれからも仕事を頑張ろうという人もいるかもしれませんが、そうでない人も多そうです。

Aは2000円、Bは1万円。AはBの20%しかお金を使っていませんが、その効果はBより大きいと思います。Aの方がお金が生きていると言えそうです。

このように、金額が大きければその効果も比例して大きくなるわけではなく、使い方によってお金の働きが変わります。


ちなみに、私のお金の使い方の軸は、
「自分の人生を豊かで楽しいものにできるか」
です。

ですので、1個100円のお菓子なら買おうかな?と悩みますが、200円になると買いません。高く感じてしまいます。
しかし、1パック600円のイチゴや1房1500円のシャインマスカットは割と買ってしまいます。

なぜかというと、
イチゴを買って家に帰ります。
娘に買ってきたイチゴを見せます。
長女&次女
「・・・・・ぱぁっ☆(*'▽')」
満面の笑み
そして美味しそうに食べる姿。

その瞬間、すごく満たされた気持ちになります。
つまり、私にとって、私がお菓子を食べて満たされる気持ちは100円以上200円以下で娘たちの笑顔は600円以上の価値があるわけです。
もちろん、毎日買うわけではありませんが…。

金額の大きさではなく、自分にとってその額面以上の価値があるのか、ないのかが、お金が生きているか死んでいるかを見分ける基準になるのではないでしょうか?
みなさんはどう思われますか?


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