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ミシンの販売価格相場🧵🪡〜これからミシンを買う計画の方に〜

おはようございます。

私は裁縫作家をしていますが、ミシンの販売価格の相場と云うものを知っています。

ミシンはメーカー希望小売価格のおおよそ半値で買うのが相場です。

メーカー希望小売価格でしか販売しないのは、別に違法ではありませんがミシン相場を知らない素人さんに向けたいわばボッタクリだと思います。

メーカーが販売店に卸す相場もありますが、販売店も利益がほしいので、最近のミシン屋さんや手芸店でメーカー希望小売価格をそのまま販売店で販売している店もあります。

コロナ禍には信じられないことがありましたが職業用ミシン、一般的なプロが使うミシンが2万〜3万円でネット販売されていました。よく見たら新品だと表示されていました。

安すぎるのも私は心配材料が多いと思います。訳あり品?何か詐欺かも知れません。

だいたい私の職業用ミシンはネット販売で6万7千円ぐらいでした。JUKIの職業用ミシンの1番安いタイプです。もちろん新品でした。

ロックミシンはメーカー希望小売価格はバラバラです。シンプルなと云うか、糸通しが難しいタイプならば3万円ぐらいです。

私は最初は3万円ぐらいのロックミシンを使っていましたが、タイミングが合わなくなり、超便利なbabylockの糸取物語を使うようになりました。

babylock糸取物語はメーカー希望小売価格が20万円ぐらいですので私は11万円ぐらいで買いました。

但し、オープン価格と云うのがあり、おそらくは家庭用ミシンでオープン価格と云うのがありますが、ネットで買う分には相場の通りかと思います。

家庭用ミシンでコスパが良いと思うのは、3万〜4万円帯の新品のミシンです。

家庭用ミシンは様々な縫いパターンが用意されています。

だいたい家庭用ミシンで使う縫いパターンは直線縫いと裁ち目かがりです。家庭用ミシンでは直線縫いと裁ち目かがりまたは、ジグザグ縫いが出来るのでオールラウンダーミシンと呼べますが、様々な縫いパターンが出来るのですが厚物ジーンズの裾上げとかはかなり家庭用ミシンでは難しくなります。

メーカーは家庭用ミシンで厚物縫いが出来ると云う表示をしていますがそれはほぼ信用しないで下さい。

私は家庭用ミシンでジーンズの裾上げをして壊れたと言う人を数多く聞きます。
また、家庭用ミシンで厚物を縫うと目飛びが起こり易くなります。

家庭用ミシンで厚物を縫うには電源モーターの強さが必要だからです。

電源モーターの強さはほぼミシンの重さに比例します。一般的にミシンが重いほど電源モーターが強いです。

やはり餅屋は餅屋です。お仕事として使うには職業用ミシンがオススメです。

工場などでは工業用ミシンを使います。

私は家庭用ミシンと職業用ミシンとロックミシンの3台を使います。

家庭用ミシンで出来て職業用ミシンでは出来ない事もあります。

縫い目の美しさだけなら職業用ミシンや工業用ミシンが綺麗です。

ジグザグ縫いなどは職業用ミシンでは出来ないからです。

私は今のところ3台で充分商品を創りあげられます。

因みに蛇の目ミシンは家庭用ミシンが得意です。
JUKIミシンは工業用ミシンで培った技術があり上等ですが高くなります。

職業用ミシンの部品の互換性はメーカーほぼ同等なケースが多くて工業用、職業用のボビンをそのまま職業用ミシンでも使えます。

ミシンを買うにはお店に行き相見積りをしたほうが良いと思います。

最初から買う気満々だとお店の方で多少高く見積もりを出されてしまいます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

【記事ライター】
裁縫作家 本田靜音 本名 本田建也 


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