樋口日奈を推してた頃の話
あれは2016年の10月23日のパシフィコ横浜とかだったか、
当時白石麻衣推しだった僕、気になっていた樋口日奈への握手会に参加して、一気に心を奪われた。
あの瞬間から、推しはこの子だと決めて、大学生活の半分をこの子に捧げた。
樋口日奈(以下、樋口さん)にはアイドルオタクの楽しさを全部教えてもらった気がする。
とにかく記憶力のいい子で、握手会に来たオタクは1発で覚えるし、なにより対応が神だった。(別に対応が悪いと思った子は北野日奈子しかいませんが)
通ってた同世代くらいのオタクは全員恋してたと思う。僕も例外ではない。
認知されてるのとされてないのではオタクの楽しさが違うと実感したのも樋口さんを推してから。
握手会に行くと朝一にまず「待ってたよー!」って手を広げ満面の笑みで待っててくれたし、部が変わるごとにお帰りーって言ってくれた。
樋口さんはブログの最後にに毎回、ファンの誕生日を祝う分を書いていた。
そのブログ近辺の人の名前と日付を書いて、おめでとうと綴る。
ブログのコメントで誕生日の人を募集しメモしてブログの最後に書いていた。
僕もしっかりとコメントして誕生日を書いてもらっていたが、1回だけ意地悪をしたことがある。
握手会で「誕生日6月9日なんだけど、ブログに書いてくれる?」と言ってみた。今思えばなんてめんどくさいオタクだろう。
でも樋口さんは優しいので「当たり前じゃん」といってちゃんと書いてくれた。嬉しかった。
こんなアイドルに恋しないわけない。
私信モバメ(死語)も貰ったことがある。
7月だったか8月だったかの握手会でこんな会話をした
その後日、755でコメントをこのように引用された。
またその数日後、モバメで「夏祭り行ってあんず飴買ってほしい」といったメールが来た。まぁ思ったことを言っただけかもしれないが、握手会でした会話、755で引用ときたらさすがに当時は僕のことを考えてるだろうと大いに勘違いすることにした。
行き過ぎたガチ恋だったので、推し被りはすべて敵。
まだ若くて血の気の多かった僕は握手レーンに並ぶ推し被りすべてにガン飛ばして並んでいた。
「自分の好きな子を好きな人が許せない」って仲いいオタクからの受け売りが刺さりすぎてた故。
推しメンがエゴサでもしてTwitterを見られていたらマズいので、Twitterでは大人しくしてたが、推しメンから見えない握手レーンではひたすらにオタクを殺す勢いで睨んでた。
…なんて嫌なオタクなんだ。
もうこんなマインドではないのでさすがに更生しましたが。
でも、推しメンと絶対結婚する、お前ら全員近寄んなくらいのマインドでやるオタク、握手会のレーンこそ居心地悪いけど、自分を突き動かすのは紛れもない恋心だししんどいけど、生きてて楽しいから一回経験してみてほしい(すっとぼけ)
話は変わるが、樋口日奈を推していた時期に実家で犬を飼うことになった。
家族全員で名前を悩んでいたが、僕は推しメンにつけてもらおうと思った。
子犬を迎える前日の握手会で、チケットホルダーにうちに迎える予定のわんちゃんの写真を差し込み「明日この子がうちに来るんだけど、名前つけてくれない?」とお願いをした。
そしたら樋口さん「超かわいい!!!待って!今日も1日ちゃんといるでしょ??真剣に考えたいから時間ちょうだい!」と言ってくれた。
なんて優しい子だろう、たかがファンの子犬の名前を真剣に考えてくれるなんて。それと同時に「今日”も”1日いるでしょ?」って言葉が嬉しかった。
「こいつは毎回1日いるというオタク」だということを推しメンにわかってもらえてる安心感があった。
ちなみにこのとき、2部でお願いをして、4部に返答が返ってきた。
「名前考えたよ、ひまわりちゃん。で、ひまちゃんって呼ぶの。日奈ちゃんみたいでしょ?」
これはガチで天才だと思った。
でも今考えると推しメンっぽい呼び方で愛犬を呼ぶのはキツイものがある(笑)
ちなみに親父に却下されて「凜ちゃん」になりましたが。
認知、私信、あとスぺイベにも行ったし、乃木坂のあのキャパのLIVEでレスをもらう経験もさせてくれた。
アイドルオタクとして楽しいこと全部経験させてくれた感じ。
今の僕があるのは間違いなく樋口さんのおかげだと思う。
卒業公演はしっかり外れて、アイドル最後の日を拝むこともできなかったし、「卒業だからって久しぶりにミーグリ取るようなオタクにはなりたくない」って変なプライドのせいで最後の挨拶もできてない。
けど、樋口さんを推してた期間が一番くらい楽しかったし、今でも付き合いのあるオタク友達らからは「あの頃のお前が一番かっこよかった」と言ってもらえるくらいには全身全霊で推してた。
おかげで全部全部、いい思い出。
いつかまた会えたらありがとうって伝えたいものですね。
PS.
アイドルオタクの楽しさを真に実感するのは、LIVEでレスをもらった次の握手会で「LIVE来てくれてありがとね」って向こうから言われたときな気がする。
2017年の九州アンダラに5公演参加してたくさんレスをもらった次の握手会でこれを実感した。生きてるってこれだ。
同じように、この後に推してたアキシブprojectってところの推しメンにも「LIVEでこーへー見つけるといつも楽しそうにしてくれて安心する」(面倒なので本名です)って言ってもらえたことがある。まぁ僕が一番楽しくLIVE見てるんでね。
LIVEを楽しそうに見てるところを推しメンが見つけてくれるって両者win-winだよね。
ということで曲が~、な櫻坂に推しメンを作れないのがつらい。向井純葉ちゃんが違うグループだったら、(笑)
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