方程式って知ってるプラスをマイナスにするやつやろNo.5

今日から方程式をします。
方程式って知ってる人いますか?
「プラスをマイナスにして、マイマスをプラスにして移動させるんやろ塾で習って知ってるで」

それは解き方ね。
「方程式」って何か聞いてるねん。

「定義」という用語は2年生で習うけどここで「認識」してもらいます。大事なことなので何度でも言います。どんな場面でもいいます。

話を「方程式」に戻します。
xの値によって成り立ったり成り立たなかったりする等式

文字の内容によって等しくなったり等しくならなかったりする。
いつでも同じ反応でなく、代入するものによって結果が変わるねんて。どんな反応するか面白そうじゃない?興味湧くよね?
インセンティブっちゅうやつや。

等式になる時ってどんな時やろ?
手当たり次第代入するのも大変やし、分数や小数なんかやってられんし、1つとは限らんし。
なんか要領良い方法ないかな?
ということで
等式ならば、どれでも、いつでも、絶対納得する方法を考えます。
等式の中でも特殊な方程式を操作するのに一回り大きい集合の等式で考えよう、ってなんかすごい発想やと思わん?
「大は小を兼ねる」ってやつの実践!
そっか、思わんか。今は「取り敢えず解き方教えてや」もんな。

等式って言うんは「比べてみたら?」やから天秤で可視化するわ。
a君とb君のおやつ袋が重さで釣り合ってるとする。2人は中身より釣り合ってるかどうかだけに気にしてるもんとします。

両方ともおにぎりせんべいがあります。a君の袋からおにぎりせんべいをつまみ食いしちゃった。バレないようにするには?
「b君の袋からもつまみ食いする」
別の日に満月ぽんをa君の袋だけに入れたら?
「b君がアバレる」
b君を黙らせるには?
「b君の袋にも満月ぽんを入れる」

小学生でもわかるこのことを等式を操作するのに使います。
と移項の話をします。
等式の性質と移項を関連付けします。
足し算と掛け算は別次元の演算だからここで区切って一気に移項の練習までします。

a君の袋にはたけのこの里があるのにb君の袋にはない。でも、a君の袋からたけのこの里を取りたい時はどうしたらいい?

ここで「make0」加法の逆元、負の数の出番です。

0から3とると-3がニョキニョキ生えてくる。
あたかも移動してきたように見えるから「移項」と言うのです。
あたかもそこに「あったかも」という面白い負の数の話。
「0から3は引けませ〜ん」
「引けぬなら、引いてみせよう ホトトギス」
「引けぬなら、作ってしまえ ホトトギス」
「ない!と文句を言うよりも進んで作ろう」
あるから使おう、もいいし、ないなら作ろうも素敵な発想だよね。

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