新人看護師必見!急変対応のポイント

新人看護師は仕事に慣れることや仕事を覚えることで日々手一杯になりがちだが、そんな中でも患者さんの急変対応はミスの無いようしっかり行っていけるようにしておかなければならない。患者さんの急変はいつ誰に起こるか解らず予測がつかないことがほとんどだ。そのときの状況に応じ、臨機応変に対処していけるようにしよう。

患者さんの容態が急変したら、まず状況について迅速に評価しなければならない。呼吸において胸郭の動きが視認できるか、呼吸に伴う音に以上は無いか、呼吸に伴って空気の出入りを感じるか、パルスオキシメーターを装着している場合は数値に異常が無いかを確認しよう。

循環においては、顔面や皮膚の蒼白、冷感、冷や汗をチェック。末しょう循環不全や体表温度、脈を触って強さや速さを確認しよう。外見と意識の状態では苦悶の表情や周囲への無関心、意識レベルの低下がないかを確認する。呂律が回らない、意識内容の変化が無いかをしっかりチェックしよう。

新人看護師の場合経験が浅いため一人で容体急変を判断するのが難しいことも多い。そういった場合は周囲の同僚や先輩に応援を要請するのがベストだろう。病室であればナースコールで応援を呼ぶようにし、患者さんから安易に離れてはいけない。

また、応援を要請する場合、できるだけ状況を具体的かつ簡潔に伝えることも大切だ。漠然とした内容だと重大さが伝わらないので的確に患者さんの容体を伝えられるよう努めなければならない。

◎急変対応に関する情報サイト:http://xn--cck4d8b3a5az621dngd96dzsa054p2rpkw2b.com