見出し画像

ICL(有水晶体眼内レンズ)のメリットとデメリット8選

視力矯正手段としてICLは、眼鏡やコンタクトから解放され、裸眼生活を望む人にとって魅力的な選択肢です。ただし手術であるため、検討段階ではメリット・デメリットが気になる方も多いでしょう。

インターネット上ではメリットが強調され、デメリットに関しては偏った情報が散見されます。クリニックのウェブサイトもICLを推す情報が目立ちますが、その多くはレーシックを導入していないクリニックからのものです。

手術はICLでもメリット・デメリットの両方が存在するため、検討中の方々にはバランスの取れた情報を提供したいと思います。

ICLのメリット

メリット①可逆性

万一、 トラブルが生じたときや眼の病気が見つかった時にはレンズを取り除けば元の状態に戻せる。(可逆性の手術であること)

メリット② 手術の適応範囲が広い

角膜の厚さに左右されないので、 手術の適応範囲が広い。 また、 老眼に対応したICLもあるので、 幅広い年代に対応することができる。

メリット③ 視力の安定性

角膜を削らないので近視の戻りが少なく、 長期的に安定した視力を維持することができる。

メリット④ ドライアイになりにくい

レーシックのようにフラップを作成しないので、 手術後にドライアイになりにくい。 (フラップを作成すると一時的なドライアイ症状が現れやすい)

メリット⑤ ハローグレアが軽減

レンズの光学部 (物を見る部分) が広く改良されたため、 ハロー ・ グレアが軽減されて夜間視力への影響が少ない。

メリット⑥ 近年、手術負担が軽減された

ホールタイプのICLが登場したことで、 レーザーによる虹彩切開術が不要になり、 患者の負担が軽減された。

メリット⑦ 老眼に対応したレンズもある

日本国内でも3種類のICLレンズが発売されたことで、手術を検討する患者が多くの選択肢の中から自分に合ったレンズを選択できるようになった。

メリット⑧ 白内障・緑内障を予防する機能が搭載されたレンズもある

白内障や緑内障の発症を予防する機能が搭載されたICLレンズも登場していますので、 手術後の合併症リスクが軽減されている。

ICLのデメリット

デメリット① 価格が高い

ICLの一般相場は60万円程度といわれていますので、 レーシックよりも高額な手術費用がかかる。

デメリット② レンズの準備に時間がかかる

レンズを準備するまでに一定の時間を要する。オーダータイプのレンズは 1 ヶ月ほど準備期間が必要になるが、 個々の目に適したレンズを準備できる。

デメリット③ ハローグレアのリスクはゼロではない

レンズの光学部 (物を見る部分) が広く改良されたことでハロー ・ グレアの発生は軽減されたが、 発生率をゼロにできるわけではない。

デメリット④ 手術後は経過観察が必要

眼内手術になるので、 手術後のケアが重要になる。そのため、 一定期間は経過観察が必要になる。
(定期的な受診が必要である)

デメリット⑤ 感染症のリスクがある

ICL は眼内の手術になるため、角膜表面だけの手術であるレーシックよりも感染症のリスクが伴います。目は、栄養が豊富な器官になりますので、細菌が増殖しやすい環境にあります。

冨田実アイクリニック銀座では、外科的手術にも対応できるクリーンルームを完備していますので、感染症が起こった例はありませんが、一般的に 3000 分の 1 程度の発生率があると言われていますので、手術後の点眼を忘れずに行っていただき、注意事項を守っていただく必要があります。また、手術後の経過には個人差もあるので医師の指示にしたがって通院いただくことがリスクの軽減に役立ちます。

デメリット⑥ 角膜内皮細胞の減少リスクがある

角膜内皮細胞は加齢やコンタクトレンズの長期装用でも減少するが、 眼内の手術でも減少するリスクがある。

デメリット⑦ 白内障のリスクがある

白内障や緑内障のリスク。 特に白内障は、 レンズと水晶体との距離が重要である。 この距離が狭いとリスクが高くなるとされている。

デメリット⑧ クリニックによって差がある

自由診療である ICL は、価格をクリニックが自由に設定することができますので、クリニックによって価格に差があります。手術を検討するときは、予算も重要な検討材料の一つです。

一般的な ICL の相場は、60万円前後と言われていますが、実際は30万円台から80万円台と価格に大きな開きがあることも事実です。予算も含め、医師の実績、クリニックの設備、検査体制、手術室の環境など総合的に検討することが望ましいと思います。

手術後の注意点

ICL手術は素晴らしい方法で裸眼生活を手に入れる手段ですが、成功するためには患者の積極的な協力が不可欠です。手術後の注意事項を厳守し、必要に応じて医師の指示に従って受診することが非常に重要です。また、視力が改善すると手術後の定期健診を軽視する傾向がありますが、これは手術の完了ではなく、長期的な健康状態を保つための一部であることを理解してください。視力の向上により、見え方が良くなり、スマートフォンなどを長時間使用することで再び近視を招くことがあります。改善された視力も無限ではないため、手術前よりも目を大切にすることを忘れないでください。

まとめ

これまでICLのデメリットも含めて紹介してきましたが、メリットの方が大きいことは確かです。例えば、コンタクトレンズによる目の病気のリスクがなく、レンズの手入れも不要です。また、スポーツや趣味も裸眼で楽しめる上、災害時に眼鏡やコンタクトを探す必要もありません。

紹介した合併症の発生率も実際には低く、起こらない場合の方がほとんどです。ただし、手術である以上、必ずしもリスクがゼロというわけではありません。ICLを考えている方には、メリットと同様にデメリットについてもきちんと把握していただきたいと思います。

割引クーポン

視力回復の治療実績や症例数が豊富な「品川近視クリニック」の最大7万円引き紹介クーポン配布しています。詳細は以下の記事をご覧ください。私はここで手術を受けました😄

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?