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カフェ開業から30年&自己実現のためのハーフリタイア生活を獲得するノウハウ③

カフェとDIYって切ってもきれない

おはようございます。ある時は料理人&ある時はハウスビルダー&ある時はカホン作家のマスターです。

写真の椅子は、カホン・木製打楽器と椅子を兼ねている当店オリジナルの椅子カホンです。カフェ1階の18脚を全てマスターが作っています。(カフェ2階はローテーブルお座敷タイプのため椅子カホンはありません)

カフェに来店するお客さんに「用があったらカホンを鳴らして」なんて言うと、ドン♪パパン♫音を鳴らして「はーいお呼びでしょうか?」なんて、たまに店内でこんなほのぼのとしたやり取りをしています。
近くの居酒屋さんでやってる、鳴子で店員さん呼ぶ、みたいなことです。

カホンは前面の板を手で叩くとドラムセットの様な音が出ます。ドン♪パパン♫トトン♬ 叩く位置を変えるだけで、バスドラ、スネア、タム風の音が出ます。
カホンの後ろに見える黒いノブは、音が変わるカホンの装置です。(当店のカホンは楽器屋さんに置いてある普通のカホンとは違います。マスターの発明した、電気を使わずワンタッチでカホンの音が変わる響き線調整装置は当社にて特許を取得しています。店内でこのハンドメイドのカホンの展示販売もしています:別記事にて詳しく書きます)

カホン工房ビックフォレスト スタンダードタイプ
 ワンタッチで音が変わるカホン 響き線調整装置付き 
オン・オフ・アジャストがワンタッチで速く簡単に操作出来るカホン 
全20機種に特許取得済装置が装備されています

カフェとDIYって切ってもきれない関係があるんです。
花壇の花の手入れ、駐車場の草取り、食器の棚をここに着けたい
、テーブルのガタつき直し、蛇口の高さを変えたい、壁の色を変えたい、ペンダントライトを付けたい、、やることは山ほど出てきます。
これをその都度業者に依頼していたら、売上がどれだけあっても、支払いに消えてゆき、利益なんか出ません。
自分でできることは自分でやらねばならないのが個人店の宿命です。更に言うと、やらねばではなくて、無心でDIYを楽しんでやれる人ではないとカフェ経営に向いていません。

イートインがあるカフェに必ず必要な椅子やテーブルだけでもDIYすると、かなり開業費用は抑えられます。
数十万円節約できます。
(カフェの椅子やテーブルの作り方、驚きの材料費、普通の材料を高級に見せる方法:別記事にて書きます)

開業費用があり余っている人は、家具屋さんに高級家具を発注すればよろしいかと思います。が、「そこに愛はあるんか?」みたく高い金を出せば、店主のカフェに対する思い入れがお客さんに届くでしょうか?
他人の作品は他人の作品です。あなたの魂が入りません。

あなたが自分の家のリビングでくつろぐ高級家具でお客さんをもてなしたい。それがお客さんの気持ちに響くと思えば、高級なソファに投資することもありかもしれません。が、どうでしょう?
昔の喫茶店ブームの時にいくつもこんなカフェあったんです。けど、もうすっかり無くなっています。

椅子をDIYしなくても、ハンモックチェア、ピアノ椅子、アウトドアチェア、ワインの箱?、木の丸太の椅子、座り難いかもですが、楽しくて店のキャラにマッチする椅子はいくらでもあります。

またカフェの家具を流行りのIKEAやNITORIで買ったものを置くだけであったらどうでしょう?
空間を売る、というカフェの魅力は半減します。
綺麗でおしゃれでしょうが、やはり既製品です。どこのお宅にも似た部屋になってしまい、カフェに行く理由をまた一つ消してしまいます。

カフェへの来店理由でドリンクやフードも大事ですが、椅子、テーブル、お皿、内装などの店のオリジナルカラーを印象づけること(覚えてもらうこと)も大事です。あなたのカフェに行きたい理由を一つでも多く創る必要があります。

マスターにとっては、ドリンクやフードを作るのも、椅子やテーブルを作るのも、同じ感覚です。
材料があって、道具があって、オリジナルのスパイスを入れつつ基本工程通り仕上げていくことは、物作りに共通しています。

さあ、明日もランチタイムに5名さま予約いただいています。
楽しんでカフェワークやりまっせ!

https://www.instagram.com/craftcafe.bigforest/


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