上京

2023年今年はいろんな事あった

1月養成所のコーナーライブに出演
2月NSC大ライブ、
3月の卒業公演があったが
殆どの人が出れる最後の卒業公演には出れず
悔しい思いをしながら上京を決意した。
大ライブで特に思ったが取り残されてる
同期同世代の仲間が舞台で頑張っていて
ぼくは完全に見ている側にいると感じた。
非常に悔しかった
この一年もっと何かできたんではないかと
でも自分の実力には限りがあるとも感じた。
この養成所1年間は自分の苦手な事と向き合えたと同時に自分の良いところも見つけることができた。苦手な事はネタ見せの雰囲気笑い声ひとつない場所でネタをする事。6月の初めてのネタ見せで0笑いで講師にも未来に繋がるアドバイスが貰えてないと感じて人前に出るのが怖くなった。3日連続出たネタ見せの最後に講師にペンを下に投げられて叱られてから人前に出るのが怖くなった。そんなこんなで3ヶ月程オンラインなどのネタ見せで人のネタを見て勉強したりゆりやんレトリヴァーさんの単独ライブを見にいったり勉強しにいったりした。そうした中俺は他の人よりもネタ全然面白くないと客観視するようになった。そうした中7月相方探しの会で色んな同期と会い、18歳の女の子とコンビを組むことになった。コンビのネタ僕は書けないとずっと思っていたので全部ネタ任せてネタ合わせはネタ見せの前日にしてネタ見せの当日に何回か合わせてネタ見せに挑んだ。だが、練習不足もあり3連続でネタ見せでネタを飛ばして相方にキレらていた。そんな時に一件のメールがごめん解散したいねんけどとあの、
ちょっと言葉強くなるかもしらんけどうちの事口説いてない?口説いてるよな?そういう風にしか感じられへん。ごめんと連絡が来た。思いもよらない事を言われ、僕は酷く傷つき病み
自分の話している内容などを思い出し怖くなり
人と話したらこんなんなるから嫌やねんと自分を恨んだ。そこからまた引き篭もり、ネタライブを見にいったりする中で、お笑い芸人はネタ以外で活躍してる人がいるアートの世界であったり俳優の世界であったりそういった事を極めてる人もいるからという理由でアートスクール俳優スクールに通うことになった。なのでバイト月20万くらい稼いでスクールに月3万支払うという生活になった。だが、こんな日々は長くはつづかなかった。俳優スクールの講師と考え方の部分でぶつかり毎回喧嘩して泣きそうになり、最後めっちゃ喧嘩して辞めた。ぼくが頑固だったのが悪いが講師も頑固だった。そうした中、ピンネタを書いてみようとなりリズムネタを書き出した。頭に流れてくるリズムに言葉をつけてネタを書いた。それを同じマンションに住んでる同期に初めて見せた。確かキングオブコントをみんなで家で一緒に見た日だった。
人前でネタするのが怖かったが、なんか殻がやっと破けた。その日からギャグなども人前でできるようになり、NSCの演技、即興劇、新喜劇などの副教科の授業に出るようになった。そして、家の近くでお世話になっていたご飯屋さんでお客さんにネタを見てもらったりしていき直接笑ってもらったりする中で少し自信ができてきて、ネタ見せの授業に出れるようになった。
それが11月初めピンネタの見せ6月に引きこもりになってから約半年程かかった。久しぶりのネタ見せはオンラインでR1対策の授業だった
僕は同じマンションの同期にも見てもらいアドバイスをもらいめちゃくちゃ不安だったがネタ見せをした。すると思ってもいない反応があり
怖いで有名な講師、先輩アシスタント、同期みんなめっちゃ笑ってくれた。この日から演技とかの対面の授業にいくとみんなから話しかけてきてくれて友達がいっぱいできた!引きこもりだったら6月〜10月とは打って変わり景色がめっちゃ変わった。そこからネタ見せに出て初めてNSCのライブに出る事が決まった。周りは6月から毎月出てるが、こんな11月に初めて出る人は僕1人だった。初めての舞台の日この日も忘れられない日だった。ネタのリハーサルコント組は全部ネタを披露しないといけないのだが、僕はネタの最後、客席から響くような笑い声が聞こえた。自分でも思ってもいない所で笑いが起きてびっくりしたが、ネタ後初めて会った人たちから話しかけられた。舞台自体はあまりウケなかったが、
同期の芸人に笑ってもらったというのはすごい自信になった。そして、12月ある講師の授業で1月のライブのオーディションがあったのだが
それもめっちゃウケた。教室が割れたんじゃないかというくらい講師も同期も笑ってくれた。
おれはこの世界に向いてるかもしれないとやっと思えるようになった。そして、演技などの授業でも同じクラスの友達が沢山できてめっちゃ楽しかった。
その頃からNSC入学当時から思っていた目標をより意識するようになった。売れるためには何をすればいいのか。R1で優勝するにはどうすればいいのか。とそこで1番質の高いお笑いがコスパ良く見れるR1準々決勝3日全て見に行った。2日間東京であり、その東京で見たR1のネタが感動した。これまで見たことがないお笑いだった。まだテレビでは見たことないけど面白い人達がいっぱいいる東京にはと思った。
東京でお笑いいっぱい勉強したい!そしていつかその人達と同じフィールドで活躍したい!そう強く思った。そこから僕は早かったら来年東京で活動したいと考えるようになった。
そして、アルバイト3個掛け持ちしており
そこも辞めるとなると迷惑もかけるだから
なんか筋を通したいと思い、皆さんに大阪から東京まで歩いていきますと宣言し4月に出発する事を誓った。

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