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USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?

アイデアを生み出すに当たって、最初に最も大切なことは、何を必死に考えれば良いかわかっていることです。

良いアイデアとはどんな条件を満たすアイデアのことか?

それらの条件を組み合わせて、良いアイデアを探すにあたっての着眼点をどこに定めて頭脳をフル回転させるべきなのか?

何よりも大切なのは、最初に目的をよく考えて、明確に定義することです。
その上で、その目的を達成するために、持っている経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報、時間、ブランド等の知的財産など)を何に集中するのかを選んで決めます。
その選択が戦略なのですが、理解として大切なのは、その戦略こそが生み出すべきアイデアの範囲を決める「必要条件」そのものになっていることです。なぜならば、アイデアとはその戦略の延長線上で次に考えるべき戦術そのものだからです。

目的→戦略(必要条件)→戦術(アイデアそのもの)の順番で考えていくと、選択肢を合理的に絞っていくことができます。(集中して考えるポイント以外を「捨てる領域」にしてくれる)

数学的フレームワークでは、論理的に問題や原因を発見する。足して100になる仮説を立てて検証するやり方です。(MECEと同じ考え方)

気づかないことは考えられないのです。
蓄積された豊かな情報である「ストック」を蓄積し、アイデアにまつわる文脈に繋げる。自分だけではなく、他者の力を活用する。(多様性を意識した組織作りに繋がる)

実施段階での泥臭い戦術の詰め(エクセキューション)にどれだけ執着するかは、せっかくのアイデアを活かすためにとても大切なのです。

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