最近の記事

このほかに、ヘルマンヘッセの「少年の日の思い出」「車輪の下」、テグジュペリ「星の王子さま」、「秘密の王子様」を読みました。どれも名作で、もっと若いときに読みたかった、、、。と思うくらい、自分の心に深く滞む名言がたくさんありました。

    • モーム「女ごころ」up at the villa by maugham

      美貌の未亡人30歳メアリー、長身高地位独身の60歳近くのエドガーに求婚される。返事まで、2日の猶予を貰う。ドライブ好きのメアリー、パーティへ出かける。2人の男と出会い、エドガーと結婚して全てを手に入れるという最高の将来を壊すことになる事件が起こる。 そのときの、言い寄ってきたロウリーにメアリーが言ってきた言葉 完全無欠の美人がどんな人と恋に落ちて結婚するかの指針になった。 「最近一人でいる時間がたっぷりあったけど、大方つまらないことを考えて、無駄にしたわ。借りに私我愛人を

      • 夏目漱石「草枕」を読んで

        気になった言葉 冒頭 「山道を登りながらこう考えた。  智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。  住みにくさが講じると、安いところに引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟ったとき、詩が生まれて画ができる。  人の世を作ったものは神でも鬼でもない。矢張り会う三軒両隣にちらちらする唯の人である。 (中略)  越すことのならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、くつろげて、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばな

        • ゲーテ『若きウェルテルの悩み』

          1774年、ゲーテ25歳の時の三角関係を元にして描かれた、青春恋愛小説。ウェルテルと言う若者が親友ヴィルヘルムに宛てて書いた一連の書簡、という文体で書かれている(途中で、「編者」によるコメントも挿入された体で書いてる)。「疾風怒濤」文学潮流の代表作 「書簡」 主人公=書き手、の心情変化を抑制することなくさらけ出す、○月×日という時間的感覚を設定して、主人公の気持ちの変化もわかりやすい。 「なんと僕は幸せなんだ」→恋敵アルベルトの存在を知る→「僕は彼女を手に入れたい」→宮廷

        このほかに、ヘルマンヘッセの「少年の日の思い出」「車輪の下」、テグジュペリ「星の王子さま」、「秘密の王子様」を読みました。どれも名作で、もっと若いときに読みたかった、、、。と思うくらい、自分の心に深く滞む名言がたくさんありました。

          「精神科医が実践するデジタルに困らない効率高速仕事術」を読んで

          著:井原祐 東北大出身 ケンブリッジ大学留学の大学病院に30年勤める超大御所 管理職向けに本を書く 目的 もう終わりにしたいぞ自己啓発 20分で終わらせた。メモに走り書きして、後で清書するのが割に合うト知った おすすめ度 ★★★★☆ 仕事術  新しい知識。きちんとした大学を出て、留学もした精神科医なので、信用度が高い。頭のいい人の考えも分かる。大学病院の実情も知った。「白い巨塔」を読みたくなった。野口悠紀雄「超整理術」の踏襲が大きい。鬱病にならないための、精神安定的観点か

          「精神科医が実践するデジタルに困らない効率高速仕事術」を読んで

          「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」を読んで

          著 越川慎司 クロスリバーの社長 本書は、顧客企業にいる、トップ5%社員にAIのシステムを取り付けて彼らの行動をAI分析した本 目的 自己啓発が終わらない(;。;) はよおわれ、ということで5分で読む 「超速読」の実践  昨日バイト前の10分で読んだメモを読みやすくした 抽出 おすすめ度 ★★★☆☆  前述の経験知がAIという最先端のシステムを駆使しても全ての平均的なトップ社員に通じることが立証された  つまり、初心忘るるべからず ・他人には、自分の事と同様、相手のことを

          「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」を読んで

          自己啓発~読書術編~(8月8~11日を終えて)

          読んだ本 目的  暇になったので、就職までの半年間、社会人に必要な知識とスキルを身につけるために、本を読むことに決めた  まずは、勉強の勉強方法を知る事がよいと思い、「読書術」本を決行 検証法  ①他者のブログ(=ロールモデル・先達)を見て、おすすめ本を探す  ②ベストセラー本のみを抽出(=読書術に記載)  ③時間を決めて、重要な箇所に4種の神器を使用して、「熟読」  ④アウトプットをする(本件、エクセル・付箋・1冊のノート・ブログを使用)  ⑤最後に、「効果」「まと

          自己啓発~読書術編~(8月8~11日を終えて)

          「OUTPUT大全」を読んで

          樺沢紫苑 著 精神科医かつ読書家 2019年に第19刷、累計39万冊のベストセラー 目的 自己啓発週間(8月8日~11日)だから。アウトプットこそ正義、どっかのブログでおすすめされてたし、ベストセラーだから読む価値あると思った おすすめ度 ★★★☆☆ 新しい知識はないが、補強をしてくれる  コミュニケーションの定義や、人間関係のやり方、メラビアンの法則の説明など、もうすでにわかりきった知識が多い。すでに勉強方法の勉強法を知ってる私にとっては物足りない  心理学の定義である

          「OUTPUT大全」を読んで

          「読書の技法」を読んで

          著者:佐藤優 元外務相主任分析官 この人の本は、「交渉術」が有名 目的: 自己啓発週間(8月9日~11日)だったから。勉強開始の前に勉強の方法を学ぶため 感想:★★★★★ 求めていた本  本書を開いて一発目で、著者佐藤優の仕事場を移した写真がのっている。この写真だけで、「私が求めていた本だ!すごい!」っておもった。本棚が7万冊所蔵できるよう配置されていること、仕事用デスクが移されていて、効率的な仕事デスクの配置が分かること。そして、文房具はこだわり抜いている。やはり文房具

          「読書の技法」を読んで

          「世界の見方が変わる50の概念」を読んで

          著者:斎藤孝 東京大学法学部・同大学院教育学の博士取得後、大学教授 目的 自己啓発の日(8月9~10日)だったから。図書館でそのジャンルの棚を眺め、パラパラとめくって、なんとなく新しいものの見方が付くと思った 感想  ★★☆☆☆おすすめしない  一部、為になりそうな言葉があった。しかし、千田琢也や前述の自己啓発家と比べ、学者肌が強い。そのため、あまりにも抽象的である。「脱構築」やら「実存主義」やら作者の持つ教養が深いことは分かった。だが、それを実生活に昇華するのがこの書籍

          「世界の見方が変わる50の概念」を読んで

          ジョン・トッドの20代で読む人生に必要なことを読んで

          2011年発行の、アメリカの牧師、ジョン・トッド著(Todd's student's Manual) を読んだメモ ジョン・トッドは、不幸な生い立ちであった。1800年にアメリカのニューイングランドに生まれた。6才の頃に父が亡くなり、母は心を病んでいた。そのため親戚をたらい回しにされた。牧師となり、数多くのベストセラーを出版(=つまり、読むに値するってわけだ) (CF)訳者は上智大学の人で、「人を動かす」(デールカーネギー)の本を通俗的でパブリックスピーキングはこれに限る

          ジョン・トッドの20代で読む人生に必要なことを読んで

          2023国家総合職(法律区分)を実質3か月の勉強で合格し、官庁訪問で内々定をゲットした話

          筆者のPF 地方帝大法学部 留学なし・民間なし・資格なし 去年(2022年)の9月から勉強を始めて、3月の衆議院法制局総合職・4月の国家総合職(法律区分)を、上位10%で合格 その後、官庁訪問で内々定を得る。 後期(10月~2月)も大学の単位が残っていたので、毎日の勉強時間が4時間ほどしかありませんでした よく、国家総合職は1000時間勉強しろとか、やるなら1年前からとか言われますが、私も受かったので諦めないで下さい~ もし、反応が良ければ続けます

          2023国家総合職(法律区分)を実質3か月の勉強で合格し、官庁訪問で内々定をゲットした話

          知らない言葉 ・資本業務提携 ・経営統合 ・店舗譲渡 ・完全子会社化 ・共同運営 ・出資 ・中間持ち株会社 ・PB連携

          知らない言葉 ・資本業務提携 ・経営統合 ・店舗譲渡 ・完全子会社化 ・共同運営 ・出資 ・中間持ち株会社 ・PB連携

          ハーバードの人生を変える授業を読んで

          本の目的(なぜ読んだか) 本自体の目的(前書き) 本書のワークを実践することで、単なる知識ではなく、自分たちを取り巻く世界良く理解して、状況に上手く対処出来る知識がつく(生産的知識) 「感謝する」 心理学者のロバート・エモンズとマイケル・マッカローは、研究の中で「ちょっとしたことでいいから毎日感謝できることを5つ書く時間を1~2時間設けた」グループを作った  すると、何もしなかったグループと比べて人生を肯定的二票か出来るだけでなく幸福感が強くなり、ポジティブになった

          ハーバードの人生を変える授業を読んで