心の傷

欲しいものを欲しいと言えなくて
甘えたくても甘えられなくて
人の表情に敏感になっていき
生きづらさを感じる
そんな大人になっていました

その根源を目の前にし
自分の心
生き方に影が落ちていることを
改めて感じました



久しぶりに両親の事で泣きました

悲しいのか
苦しいのか
腹立たしいのか

泣いて泣き止んでを繰り返しながら
キッチンに立つ私を
子供達は
気づかないフリをしてくれていました

年老いた両親に
今更何を言えるだろう


言っても後悔
言わなくても後悔

わかっている

それなら
わざわざ娘から
傷をつけてやる必要もない

自分が後悔しないように
出来うる親の世話をするだけ



彼と出逢って
少しづつ出来るようになったこと

私が自分を認め
私を生きていけばいい

自分を卑下することなく
自分らしく生きていけばいい

そう思いながらも
少し元に引き戻されたようで
なんだかやるせなくて
泣けてくるのです


素直に
甘えられる人が羨ましい
誰かに頼れる人が羨ましい
背筋を伸ばしていられる人が羨ましい

私は私を取り戻します


私は
甘えてもいい存在でしょうか