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MTG初心者が2回目のサークル内大会で優勝争いした話

2023年、毎年のように異常と言われる8月が今年も終盤に差し掛かり、少しずつ暑さが落ち着く9月がこんにちわしてきそうな今日この頃です。

しかし全然その気配を感じず、この記事を書いてる筆者は裸族の仲間入りを果たしています。甲子園終わったら少し涼しくなるんじゃないのか!

残暑に文句を言ってもどうしようもありません。
さて、今回もマジック・ザ・ギャザリングの記事です。今お世話になっているサークル、「MTGT(立川)」のイベント大会に参加してきたので、それについて書いていきます。

第2回パイオニア王戦への準備

右上で蛙のように座って対戦してる黒いデブが私です

前回、1勝-3負と散々な結果に終わった第1回パイオニア王決定戦ですが、なんと早くも2回目の王者決定戦に挑むこととなりました。

前回あんまりに情けない戦いをしてしまったので、二度同じ恥を晒すまいと今回は割と真剣に練習を重ねて対策を練ってきました。

「俺だけ初心者やんけ!」をそろそろ言い訳にしてはいけないのです。幸い頼れるお師匠たちのご指導で、ガタガタだったプレイングの改善、ゲーム中の所作、意識すべきことなど多くを学んで実践してみました。

それ故に、2回目の大会でどれくらい変わったのか、というデータは今後のためにも重要となってきます。

大会前日にオールでカラオケ行ってるバカ

とまぁ意識高いこと言ってますが、前日に友人の前祝いを兼ねてカラオケオールとかして、当日寝不足で参加してるのですべて台無しです。朝ご飯は松屋のカレーでした。

今回使用するデッキ

このカードを見るたびにワンピースを思い出す

パイオニアフォーマットでの大会ということですが、デッキ自体は諸事情あって最初から決まっていました。今回も「グルール機体」です。

「グルール機体」にした理由として、日々の練習やガン回しをするうち「このデッキでどう戦えばいいのか」がぼんやりながら見えるようになってきたからです。
以前よりも使い続けることで熟練度が上がったと思います。まったく違うタイプのデッキを今使うのは勿体ない気がしました。

前回からの変更点

グルール機体というデッキは、コアとなるカード(必須カード)がだいたい決まっているように思えます。使う「機体」のカードが決まっているので、テンプレから大きく変えるのは避けました。(リンク先はマジック公式が紹介したグルール機体の構築です)

パイオニアにおけるグルールは、1ターン目からエルピカラノエルと言った次のターン追加の土地代わりとなるマナクリーチャーを出し、2ターン目で3マナの強いカードを展開するマナジャンプが基本です。

なので2マナ域は最低限にして、3マナ域をびっちりしておきたいところなのですが……今回は3マナ域より上を削り、2マナ域のクリーチャーを4枚採用しようと思います。

1ターン目にプッシュとかが飛んできてマナクリが焼かれた後、2ターン目何もできないのを避けたいと思ったからです。今まで焼かれすぎたんです。

2マナ域のカード

グルール機体における2マナ域は、人気なデッキの対策になるカードや汎用性の高い器用なカードを多く採用したいところです。

今回は「漁る軟泥」を2枚と、「辺境地の罠外し」を2枚、計4枚のクリーチャーカードを採用することにしました。

前者は墓地対策として定番のカードで、サイドとしての採用でもおかしくありません。ただし墓地を追放しながらサイズアップ&ライフゲインという効果は、墓地利用をするデッキ以外でも十分な圧になります。

後者は厄介なエンチャントの破壊や、場に着地すると昼・夜の概念が発生して「無謀な嵐探し」の裏面を出しやすくなるからです。単純に火力が上がりやすくなるので、早めにライフを詰めたいコントロールデッキ相手には有効かな?と思っております。

興奮探しは4枚採用


顔が怖い

それまでのグルール機体の場合、2マナ域はもう少し余裕がありました。4枚のみとなった理由として、今回のグルール機体は3マナ域のクリーチャーが追加されたからです。

それこそが「ヴォルダーレンの興奮探し」で、投げ飛ばし能力によって強烈なフィニッシャーとしても使えますし、2点のパンプアップ要員、または自身を強化して3点火力で焼きたいカードを睨むこともできます。

前回の大会の際、これ強いんじゃねぇかと値段が安いうちに買っておいてよかったと思ってます。今の値段7倍もするじゃねーか!

MGTT第2回パイオニア王本戦

白単らしい盤面

デッキ紹介は以上の通り。サイドボードについては省略しますが、ロータス用の減衰球を抜いて石の脳にしてみました。これはお試しです。

さて本戦はスイスドロー4戦で、そりゃそうなんですが勝率が高ければ優勝です。実はこの日、夕方から家族で花火大会に行く予定があるため、全勝しても4戦目は棄権する予定でした。娘が花火を見たがってたんです。

でもやるからには勝ちたいところです。

1戦目 黒単 ×〇〇

1戦目はシェオルドレッドの着地を許してしまい、ドローさせられてライフを詰められて敗北。相手はドロー手段を増やしてゲインしてくるので、せっかく詰めたのに秒で回復してきます。

ただしサイド後は機体でガンガンに詰めたり、アクロス戦争でシェオルドレッドを奪って相手の増えたドローが仇となり勝利しました。本来はゲインとハンドを増やすアドバンテージの塊みたいな恐ろしいコンボですが、味方になると頼もしいですね。

2戦目 白単人間 〇×〇

リベンジマッチ

前回大会でボッコボコにされた記憶があるデッキです。しかも使い手は同じ方で、完全なるリベンジマッチとなりました。

1戦目。ボンボンと展開されましたが、エーデリンをアクロス戦争で奪って、カウンターして勝利。

2戦目はクリーチャーを並べられ、精霊を打たれて負け。

3戦目は白単にとって天敵である恋煩いの野獣を3枚も引き、サイズ差で圧倒しつつコンスタントにクリーチャーを処理できて勝利。リベンジを達成しました。サイドで入れた引き裂く流弾が白いクリーチャー処理に働いてくれたのも良かったです。

3戦目 赤青アグロ ×〇×

3戦目は全勝同士の対戦となりました。全勝で残っていたのはこの二人だけだったようで、前回のアレを考えたらかなり健闘してる方かもしれません。

ただし、この対戦はアグロとアグロ寄りデッキ同士による、単純な速さ対決となりました。エンチャントを駆使して3ターン目に5/5飛行が飛んできて、対処が追いつきませんでした。

グルール機体は飛んでるクリーチャーがやや苦手ですが、対処が追いつかず敗戦。勝てない速さ勝負に真っ向から挑んだこと、飛行対策を1ターン目~3ターン目で構えられなかったのが反省点と言えるでしょう。

4戦目は不戦敗

一応、ラクドスミッドレンジとの勝負が控えていたようでした。ラクドス対策はかなり充実しており、マッチした場合のプランもかなり組んでいました。

だからワンチャン良い対戦ができる相手じゃないか!!やりたかった!!

大会結果は……

娘ちゃんが喜んでくれたのでヨシ!

1戦棄権、なので3戦戦ったのみの成績で順位が決まります。

今回の順位は4位でした。もしの話、最終戦にそのままラクドスと戦って勝っていたらおそらく2位という成績です。前回ほぼドンケツだった私ですが、一転して優勝争いに食込めたのは大きな前進と言えるでしょう。

流石に4位という成績で満足はできません。脱初心者と自称したいので、次回の目標は優勝です。

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