夏場所レース
夏場所はいよいよ終盤。しかし11日終って湘南乃海が単独トップという異例の事態など星争いは恒例ながら大混戦。3敗に大関琴櫻、小結大の里に新入幕欧勝馬、湘南乃海という多士済々?4敗まで入れると11人も含まれる。もはや優勝争いといっていいのか。
12日目に湘南乃海、御嶽海、宝富士と三役以上の対戦だが欧勝馬のみ正代戦で勝利。あえて外したのか定かではないが、13日目も再出場の若元春。またもや新入幕で単独トップの可能性も出てきた。
また再出場の高安が豊昇龍、琴櫻、熱海富士と撃破しベテラン元大関の追いはぎぶりを発揮している。やはり優勝争いに関わらない高安は本場所最強と言ってもいいか。2連勝からの休場で取組では無敗。このまま勝ち越しなら天晴だが、またもや腰痛休場という事態も予想できるのが… 武蔵丸の言う通り稽古をせず休むことも大事では。
顔ぶれを見ると残り3日では3敗もギリギリで、あるいは4敗まで落ちるのも十分あるだろう。単独で決まることは難しく決定戦は確実か。先場所も尊富士なしでは終盤の崩壊ぶりを見ると4敗落ちも十分あった。
豊昇龍も大の里戦は今場所初といっていいらしい相撲だった。キレのいい下手投げで大の里が裏返った。豊昇龍も気づけば4敗で残る。団子レースが続くだけ意外な力士も終盤に残ってしまう事態続出だが、漁夫の利優勝は避けるべき。今場所はそれでも下位力士に潰しにかかっているが…
大の里も組んでも突いてもまだ大雑把さがのこるのが難点。とりあえず突いて・組んでしまえば恐らく来場所は大関をかけると思われるがこのまま壁に当たらず進むのか、壁にぶつかるのか。まともに上位が出場もできないのではこのままいくのだろう。
優勝は琴櫻か大の里とみても両者不安定。2つの不戦勝を得た阿炎がひっそり残るのも気になる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?