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夏場所を前に

いよいよ夏場所も始まる。しかし優勝の尊富士と三役の朝乃山が休場。初優勝力士が翌場所休場は吉葉山、曙以来3人目。稀である。吉葉山は以後12勝が最高で優勝なく終わり、曙は横綱に駆け上がった。尊富士は一体どちらか。

貴景勝は出場し、照ノ富士も本調子ではないが出場のようだ。どうなるのか。霧島は角番だが影が薄い。

宮城野部屋が消滅し伊勢ヶ濱に編入されたが、旧宮城野の力士が10人程休場。さらにもとの伊勢ヶ濱の力士も4人休場。当の宮城野は廻しを締めて胸を出し、ある意味充実のようだが内情は一体どうなってるのか。穏やかではないと考える。工作に走った宮城野への不満か部屋消滅への不満か。大量引退もあるだろう。

大の里の問題。謝罪し一件落着としたが、宮城野の問題と比べ処分が軽すぎると一部批判があるようだ。内容にもバーナーで火あぶり等々・強制飲酒と違いはあるが、かたや部屋閉鎖に無期限降格、一方は厳重注意のみで出場。確かにこれでは二所ノ関に対する忖度と言われてもやむを得ない。初日は照ノ富士。

琴ノ若改め琴櫻。50年前の夏場所は祖父琴櫻の最終場所だった。翌場所直前に引退し白玉襲名。しかし10日後に師匠急死で佐渡ヶ嶽を継承。この夏場所は北の湖が2度目の優勝となり、翌場所優勝同点での横綱昇進。ある意味琴櫻にとっても何かカギになるかもしれない。

解説の北の富士もやはり休み。おそらく出られる状態ではないのだろう。喋りだけでも達者であればと思うが、体の自由が利かないかあるいは、認知症のような状況とも勘繰ってしまう。そろそろ進退含めて何かしらの情報は出すべきではないか。





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