肝を冷やす
3連休の初日
大きな公園でトラックやミニSLなどがくる
子供向けのイベントに行った
長男もミニSLや大きなトラック、パトロールカーに乗ってとても楽しそうだった
この公園は車で40分程かかるが
とても広くてバーベキューもできるので
定期的に遊びに行っている
イベント会場近くにテントを張って
乗り物に乗ったり
出店しているの催事にいったり
出店のご飯を食べたり
十分楽しんだので
遊具があるエリアに移動しようと
テントの片付けし
旦那は一服にいっていた
長男「パパどこ行ったー?」
私「パッパだよー」
長男「えー公園でころんでるんちゃう?」
私「…そうかなー」
よく分からない事を言うので
適当にながして返事をしていた
旦那が帰ってくると
旦那「え、長男は?」
私「え、その辺にいーひん?」
旦那「え、おらんで」
近くでウロウロしてると思っていた
どこ探しても長男はいない
その日はイベントという事もあり
人がわんさかいた
先に遊具の所に行ったのかと思った
しかし遊具がある所までは
大人が歩いて3分程かかる
しかもこの日は人がかなり大勢いた
そんな中3歳児が迷わず遊具までいけるのか
半信半疑で遊具へ向かう
見渡しても見つからない…
旦那が公園事務所に行ってくれた
道が分からずテントに帰ってきてないかな
入れ違いになったかな
なんであの時ちゃんと長男を見てなかったんやろ
なんで「一人で行ったらアカンで」と念押ししなかったんやろ
かなり広い公園なので入口もたくさんある
道路に出てたらどうしよ
知らない人に連れ去られていたらどうしよ
もうすぐ夕暮れ
日が落ちたらほんとに分からんくなる
息子を必死で探してはいるが
頭の中はパニックだった
「公園事務所からの迷子のお知らせです…」
迷子の放送をしてくれた
しかし、人もかなり多いので放送の声はほとんど聞こえず
こんなんで見つかるわけないと思っていた
数分後旦那から
「長男見つかったって!」
私「え!良かった……」
事の経緯は
やはり一人で遊具の所まで行って遊んでいたらしい
すべり台のところで泣きもせず遊んでいた
すべり台を滑ったあと
オレンジ色の服を着た髪の長い女の人が
女性「〇〇(長男の名前)くん?」
と声をかけてくれたらしい
女性「お父さんお母さんの所行こっか」
と公園事務所まで連れてきて下さったらしい
そんな事があるー!!??
びっくりだった
泣きもしてない子供を
公園事務所の小さい放送で
服装だけをたよりに声かけてくれたの??
奇跡としか思えない…
結局、迎えに行った時にはその方はおられず
その後しばらく遊具の所でオレンジ色の服の女性を探したけれど見当たらず
お礼が言えなかった……
ほんとに感謝感謝だが
未だに信じられない
とにかく長男が無事で良かった
当の本人は
ただただ楽しく遊んでいただけなので
他人事…
こんな事があるのか
ほんとに肝を冷やした出来事でした
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