ペットボトル風車 回る
畑で野菜を育てていると、「今日は草を取らなければ‼︎」と自分を奮い立たせる日がある。
暑さにまだ慣れない体。とりあえずやってみて、早めに切り上げようか。そんな状態で草取りを始めた。
やる気低めで作業をする私に、軽快な音が届いてきた。蒸し暑い空気の中、汗まみれの私は、その音の心地よさに引き込まれた。気持ちよく回っている音は、「あの」ペットボトル風車から。
「あの」がつく理由がある。
○去年、名人さんの真似をして作ったが、
あまり回らなかった。がっかり。
○がっかりして、花壇に放置したまま
だった。ごめんなさい。
私は、「がっかり」と「ごめんなさい」を乗り越えたくて、埋もれたペットボトル風車を2週間程前に取り出した。洗って、曲がった羽を手直しした。軸の針金をピンとまっすぐにした。モグラ対策として、畑に設置した。今年は回るかな?とかすかに期待を抱いた。だから今日は、心がざわっとした。
今日は蒸し暑いが、風は吹いている。
ペットボトル風車は、涼しげに軽快に回っている。「あなたは何を選びますか?」と問いかけられているようだった。
ごまとのひらめき💡
農作業は、私に気づきをもたらしてくれる
🍀ごまとのひらめきnote🍀
🌈 夢は 日本の伝統食を
キッチンでスマートに作ること