PFCカロリー制御ダイエット(1)
しばらくは、ダイエット企画を発信していきます。
1.PFCカロリー制御ダイエットとは
P(タンパク質)/F(脂肪)/C(炭水化物)のバランスを取りながら、
基礎代謝分だけカロリー摂取するダイエット法です。
2.基礎代謝分だけカロリー摂取する訳
まず、自分の生活習慣についてお話します。
・仕事は在宅ワーク
・平日は近所のスーパー、コンビニに買い出しする以外は歩かない。
休日は片道30分くらい離れたスーパーに買い出しする。
・1日の平均歩数は5,000歩くらい。
というわけで運動せず、椅子に座りっぱなしの低代謝な日常です。
昨年まで魚や野菜多めの低カロリーな食事を心がけていましたが一向に体重が減らず、生活習慣病のかかりつけの病院で1月に栄養指導を受けました。
そのときに、数年ごしで少しづつ体重を減らすには1日の摂取カロリーは
どのくらい必要かを聞きました。
運動をほとんどしない条件だと1800kcal~2100kcalの範囲内で食事をすれば良いとのことでした。基礎代謝は1800kcalで2100kcalが消費カロリーということです。
つまり最短で体重を落とそうとすると基礎代謝分のカロリーを取り続けることで300kcal/日 ≒ 1.5kg/月 ≒ -5%/3か月の体重減を達成することができます。
3.基礎代謝の計算
私はKe!sanさんの「TDEEの計算」を利用させていただいています。
性別/年齢/身長/体重/活動レベルを入力し、計算ボタンを押すと、
基礎代謝量(ダイエット時の摂取カロリー下限)と
活動代謝量( 〃 上限)が出てきます。
活動レベルが「ほぼ運動しない」では350kcalの間でカロリー摂取する必要があるので、全ての食事のカロリーをある程度精密に知る必要があります。
4.PFCのバランス
カロリー摂取量がわかったので、次はPFCバランスです。
これについては厚生労働省の資料があるのでそれに従います。
P(タンパク質): 13~20%
F(脂質) : 20~30%
C(炭水化物) : 50~65%
「(%エネルギー)」とあるのは、エネルギー(カロリー)換算での割合ということです。
P(重量) x4(係数)= Cal(P)タンパク質のカロリー
F(重量) x 9(係数)= Cal(F)脂質のカロリー
C(重量) x4(係数)= Cal(C)炭水化物のカロリー
で各カロリーを計算できます。
タンパク質の割合 = Cal(P) /(Cal(P) + Cal(F) + Cal(C))
脂質の割合 = Cal(F) /(Cal(P) + Cal(F) + Cal(C))
炭水化物の割合 = Cal(C) /(Cal(P) + Cal(F) + Cal(C))
が求めたい割合になります。
自炊するときは、
・PFCおよびカロリーの表示があるものを選ぶ
・素材(野菜、肉、魚など)は栄養成分/カロリー計算サイトを利用する。
・食材をキッチンスケールで重量を測定する。
・油は計量スプーンで決まった分量を入れる。(※)
※脂質のカロリーは重量の9倍で、タンパク質や炭水化物の倍以上の
高カロリーです。脂質をいかに20~30%に抑えるかがこのダイエット
の重要ポイントです。
外食(コンビニ弁当含む)は、PFC表示のあるものを選んでください。
チェーン店はPFCとカロリー情報をネット公開している場合が多いです。
「やよい軒」、「マクドナルド」は栄養成分でPFCを見ることが出来ます。
5.4か月実践の成果
昨年の12月から開始して、当初93.6kgだった体重は現在87.0kgです。
3か月で5%減のペースで無理なくダイエットできています。
今後は、3か月毎に経過報告とダイエットメニューなどのプチ情報を更新
していこうと思います。
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