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卵2個でオムレツを作る。


「ふわとろオムレツ用フライパン オムちゃん ガス専用」を使用した記事では卵2個だと厚みがでなかったので、卵2個で厚みが出るフライパンを探してみました。


1.フライパン探し


直径14cmと18cmの間ということで16cmのフライパンを探してみました。

カローテ フライパン 16cm ガス専用 マーブルコート
TOKYO LM ミニフライパン 16cm
ツヴィリング 「 ピコ フライパン 16cm コーティング 」
ウルシヤマ金属工業 フライパン 16cm ガス火専用 テフロンプラチナプラス加工
ヘンケルス 「 HIスタイル ベーシック フライパン 16cm 」

底面の径が小さく、側面が高く、底面と側面のつなぎ目に丸みがあるオムレツ向きのフライパンは見当たらなかったです。

検索範囲を18cmに広げると面白い商品がみつかりました。
グッドプラス ラフォルジュ ディープパン18㎝

20cm以下のフライパンでは珍しいウォックパンです。
高さはオムちゃんと同じ5.5cm。底面(焼き面側)の直径は10cm。
オムちゃんの底面直径は12cmあるので卵2個でも厚みのあるオムレツが作れそうです。

ラフォルジュ ディープパン18cm(左)、オムちゃん(右)

2.ガス火で作ってみた。

グッドプラス ラフォルジュ ディープパン18㎝で実際に作ってみました。
直径が小さい分、厚みのあるオムレツが作れました。

ラフォルジュ ディープパンで作った 卵2個オムレツ。厚み2.5cm
皮が分厚くなってしまったものの、コロコロころがる。


以前オムちゃんで作った卵2個オムレツ。

3.ラフォルジュ ディープパンの特徴

ラフォルジュ ディープパンはフッ素コーティングされているので、こびりつきし難いです。しかし表面がザラザラに加工してあるので、オムレツ作りの最初の方のスクランブルにするところで焼けた面がうまく菜箸で剥がれてくれませんでした。

外側が菜箸で上手く剥がれずに残った。
フライパン表面のザラツキが原因かもしれません。

5gのバターでは少なかったのか、菜箸ではなくゴムベラでかき混ぜた方が良かったのか、あるいは火加減が適切ではなかったのか。もう少し練習が必要なようです。
 ※オムちゃんの先端の曲率の大きな部分で、卵2個の厚みのある
  オムレツを作った方が表面がツルツルな分、簡単な気もしています。

ラフォルジュ ディープパン 18cmの追加情報です。
満水容量は0.9Lでした。1.0Lだとギリギリで溢れます。
具の無いインスタントラーメンくらいなら作れそうな感じがしました。

また、内側アルミ、外側ステンレスの2層構造でステンレスは鏡面加工されています。見た目はかっこいいです。

側面からみた写真。湾曲の大きなウォックパン。外側は鏡面になっています。

4.IHで再チャレンジ(2024.5.6追加)

ラフォルジュ ディープパン 18cmはIH対応。
せっかくなので、過去記事(オムレツって難しい)の比較としてアムウェイIHのプレートモード180℃で再チャレンジしてみました。

思った通り、卵2個でも高さのあるオムレツが簡単にできました。

IHでもガスと変わらない仕上がり

想定外だったのが側面です。
IHは底面で発熱するので側面での焼きが出来ないのではと思っていましたが、このフライパンはアルミとステンレスの全面2層構造のため、側面にもしっかりと熱が伝わっているようです。
下の写真のように側面は薄焼き卵の状態で固まってくれます。オムレツづくりに適した熱伝導特性のためガス火と変わらない感覚で作れました。

アムウェイIHのプレートモードで絶妙な温度に調整され、フライパンのステンレス部分の蓄熱性で、卵液の投入後はIHをオフにして予熱でゆっくり成型作業ができます。

IHにも関わらず側面がしっかり焼ける

サーモグラフィーで確認

このフライパンは温度ムラがとても少ない均一な温度特性でした。
IHで卵2個のオムレツづくりをするための最良の商品だと思います。

アムウェイIHのプレートモード180℃(OFF制御時)
アムウェイIHのプレートモード180℃(ON制御時)

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