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クラウドソーシングはビジネスアイデアの宝庫

以前、安すぎる案件は受けるだけ無駄と豪語したんですが、今回は格安案件でも受けましょうという話です。

以前の記事をまだお読みになられていない方はこちらをどうぞ

ほんとひどいタイトルwwww

基本的には安すぎる案件は受ける価値は無いと思うんですが、今回は着眼点がまた少し違ってて、クラウドソーシング系のサイトで発注されている案件は、ほとんどの場合で無鉄砲に発注されている物では無く、目的があって発注しているものだと思います。

単純に作業として見てると見えないと思うんだけど、発注者がその案件を発注するに至った悩みの原因や成果物を得た後に何を期待しているかっていうのは必ずあるはずです。これを深堀していくと相手が何をしようとしてるのかが手に取るようにわかり相手のビジネスモデルがまる裸になります。

ライター案件ならテーマがあって見出しがあって、こんな感じの文章でこのくらいのボリュームで書いてください。キーワードをこうしてあーしてって作業指示がありますよね。つまりそういう記事を沢山使ったサイトを運営しているという事だし、そういう書き方がWEBライティングでは有効なんだということが実践を通して学べるわけです。その記事からアクセスを集めて利益が取れる媒体があって、収益がある、もしくは収益や売り上げが見込めるからバイト代の予算が当てられるわけで、単純にライティングスキルを上げて高単価の案件を獲得するという目的だけではなく、その記事がどう生かされてるのかを想像することで今後、自分のメディアを作る場合の武器になります。ただ、スタートダッシュをかけるために収益化前に発注してるパターンもありので一概には言えませんけど。

他には最近よく見かけるのは動画編集の案件なんかは非常に多いですよね。
殆どの場合でYouTubeで使う長編動画の編集やYouTubeショートやTikTokで使う短編動画の編集です。外注化するという事は、ほとんどの場合でマニュアル化してある物が多いと思います。これらも収益化しているor見込みがあるから外注しているわけですよね。もっとわかりやすく言うなら、〇〇ジャンルのYouTubeチャンネルで、〇人のチャンネル登録者で再生回数がこれくらいの場合、それでいくら稼げたか、みたいなデータを何パターンも持ってるならなんとなくイメージもつきやすくなります。ほかには単純な動画収益とは別のところでマネタイズしているかもしれないですが全体像をつかむのは出来るはずです。ここまで把握できるのなら、いくら報酬が安かろうが体系化され効率化された作業の具体的なやり方を知ることができるという意味でで言えば、金をもらってついでにやり方まで教えてくれているという視点になるので、報酬が安くたって相手のメシのタネをパクるチャンスです。

ここで大切なのは表面的な部分だけをマネするだけでは失敗するんです。どういった意図でそうなったのかを考える必要があって一部分の情報だけで掴みづらいならこれをヒントにさらにリサーチをかけて情報を集めてから組み立てていくと相手がどうやって金を稼いでいるのかはすぐわかるんです。

プログラミングやWEB関係の知識があればあるほど
つかみやすくなると思います。

今の時代、ほとんどのジャンルにライバルがいます。
ライバルがいないニッチな市場なんてめったに見つかりません。
ほぼ無いと言っても良いくらい。

それっぽい人が「ランチェスター戦略」がどうとか言ったりもしてるけど、ランチェスター戦略の言葉で言うなら今の時代の「強者」は、大企業とかそういうところだけではなくて、ランチャスター戦略を知ってるか知ってないかはさておき、これを実践して強者になった人で溢れかえってるんです。だからひと昔前はランチェスター戦略といったら魔法や必殺技のようなアクティブスキルだったものが今はもうパッシブスキルなんですよ。

キャラを作成した時点でステータス欄に「ランチェスター」が無かったらすぐにリセマラです。

パッシブスキルとは:
ゲーム用語です。スキル発動動作が必要なく、スキルを獲得するだけで効果が持続する能力のことを指します。

リセマラとは:
こちらもゲーム用語です。リセットマラソン”の略でソシャゲなどでは新規作成アカウントは〇〇連ガチャなどが貰えます。そこで良いアイテムやキャラが出なかったらリセットしてやり直すこと

人生もビジネスもゲームみたいなもんで
人生はリセットできないゲームだけどリスタートはいつでも出来る
ビジネスはいつでもリセットできるゲーム

冗談はさておき、開発者とかならホントのニッチな市場を生み出すこが出来ると思いますが、我々のような凡人が見つけることができる市場の多くは既に強力なライバルがいて、逆にライバルがいないところは需要がそもそもないという事に等しく、「強者」と戦うのがデフォルトになるならば、より合理的かつ強力な手段があるならそこから模倣してスタートを切るのは戦略としては正しいと思います。
漠然としてるけどこれから何か自分でやってみようかなって言う人こそ、マネから入るのは悪いことじゃないと思う。小規模に初めて脈があるなら広げれば良い。
戦略無しに一発逆転を狙っても致命傷を受ける可能性の方が高いし、金銭的には肉体的にも瀕死のダメージを食らうと再起に時間もかかるので、(例えば精神的に疲弊しきって鬱になるとなかなか体が言うこと聞かないみたいなイメージ)

という訳で、クラウドソーシングはビジネスアイデアの宝庫なので格安案件でも気になる物はどんどんやっても報酬以外の目的もあれば短期間ならモチベーションをそこまで落とさずにできるとも思うし良いんじゃない、という話でした。

PS.
これを書きながら自分もなんだかんだ言ってマネーゲームで勝つことばっかり目指してやってて一向にそこから飛び出せないでいるんだよな・・・なんてことを思いました。

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