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福岡マラソン データ分析

 今シーズン初戦だった福岡マラソンから2週間がたちました。次のレースも近づいてきているので、この辺りでレースデータを分析してみたいと思います。私にとって福岡マラソンは3年ぶり2回目の出走だったので、前回との比較でグラフを作って見える化してます。あくまで私の個人データですが、よかったら参考にしてもらえればと思います。

先ずはラップタイムです。

ラップタイム比較

 やっぱり3年前と比べると明らかに進化してますね。こういうの見るとホント、頑張ってきたなぁ~って自分をほめたくなります笑。スタート後の、「まだ元気な時間帯」のラップタイムは約50秒/km程早くなっています。この辺りは明らかに練習の成果だと思います。当時は月間走行距離も今の半分くらいでしたし、キロ5分台っていうのは結構な冒険領域でした。"練習で走った距離は裏切らない“って素直に思えますね。
 
 が、その一方で「たれ始める距離」があんまり変わっていないみたいです。今回のレースは「どこまでキロ5で引っ張れるかの検証」の気持ちもあり、多少余裕のあるキロ5ジャスト狙いで走ってました。できれば30㎞くらいまでは頑張りたいところでしたが、結果は3年間と同じく26㎞付近から怪しい感じになってます。
実際に走ってるときも、運動公園を過ぎたあたりで、「前回はこの辺りから大崩れしたなぁ、大丈夫かなぁ・・・・」って思ったりしてましたが、ヤッパリこの辺りに壁があるんですね。
 
 但し落ちた後の頑張り具合には進歩がみられるみたいです。前回は5:50/km→8:00/kmまで落ちてて、登り坂では歩いたりもしてたんですが今回はまがりなりにもキロ5台で走り切ることが出来ました。この辺りの頑張り能力も進化しているんだと思います。
 
 ここまでの結果で言えるのは、"やっぱりなんだかんだで30㎞手前位でペースは落ちる。が、落ちるのは当たり前なので、それ以降は“どこまで落ち幅を抑えられるか?をガンバル気持ちで走るのがよい。"というところでしょうか?
 
次にペースダウンの理由を探るためにストライドの比較を見てみます。

ストライド比較

 ストライドも3年間で20㎝ほど大きくなっています。少しづつですが大きい動きができるようになってきているんだと思います。嬉しいです笑。でも落ち始めるタイミングはペースと同じで26㎞付近です。その落ち幅を比較してみると、3年前は0.95m→0.85m約11%ダウン、今回は1.15m→1.05mで約9%ダウンとなります。まぁ、多少改善はしているもののザックリ約1割、という感じでストライドの落ち幅には、前述のペースの落ち幅ほどの差は見られません。ということは、今回、26㎞以降のペースダウン量が3年前よりも小さかった理由は、「ストライドは落ちたけど、ピッチをそれほど下げずに頑張れた」という事なのかと思われます。
 
実際にピッチを比較してみると、その傾向がよくわかります。

ピッチ比較

 ピッチは3年前の方が多かったんですね~。3年前はストライドと同様にピッチも大幅ダウンしてますが、今回は175程度で踏ん張れてます。ただし184→175っていうのは5%ほどのダウンなので無視できる量ではありませんね。これからは今のストライドを保ちつつ、特に後半は「ピッチを落とさない!」という意識で走るのがいいのかもしれません。
 
 次のレースは3週間後です。これらのデータを有効に活かして、「やっぱりキロ5キープ狙い」、「25㎞過ぎにペース落ちそうになっても、ストライドはムリに大きくしない」、「それよりもピッチを下げないように意識する」、という組み合わせで今度こそサブ3.5達成したいと思います。さぁ、練習がんばろー。
 

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