ひとことはなし41

2021.5.9

テレビ、ネットに溢れる情報の中に、コロナ感染拡大に歯止めがかからない、という意味合いの内容が数多くあり、なんだか心まで暗くなりそうですね。

ですが、考えたのです。
それもそれだが、喜ばせて頂く事が、実はたくさんあるな、と。

先日、体調を崩した事で改めて分かったのは、この身体が元気に使わせて頂ける事が、いかにありがたいかということでした。
いくら知恵、力、お金があっても、この身体を病んでしまうと、そこまでだなと。

まずは元気であれば、なんとかなる、と、改めて感じましたね。
病んでいると、身も心も停滞しますから、色々考えはじめます。その考えが、明るいのであれば問題はないのですが、暗い方へ行き勝ちではないでしょうか。話の内容も暗くなり、周りまで暗くさせます。

これを断ち切ってくれたのが、僕の場合は、大教会長様からの「おさづけ」でした。
この日、神殿当番で大教会に行ったのはいいのですが、身体が思うように動かないので当番室で寝ていたのです。すると大教会長様が「ちょっとええか」と入って来られました。起き上がろうとすると「そのままでええから」と、すぐおさづけを取り次いで下さりました。
その取り次いで頂く度毎に、身体が軽くなる感覚を覚え、夕つとめの時には元気になっていたのです。不思議ですね。

僕は人におさづけを取り次がせて頂く事はあっても、取り次いで頂く機会が減っていたので、今回、体調を崩したお蔭で、改めて「おさづけ」のありがたさが身に沁みました。病むのも御守護とはこの事ですね。

世の中は「悪事混じりであるほどに」と、神様が仰せであるように、人をおとしめたり、罠にはめたり、だましたり、そういう人間も確かにいますよね。
しかし、反面そういう人間ばかりでもなく、人間力を持つ魅力的な人もおられます。

暗い世界を明るく照らす道は「天の理」ですね。

先の不安を思うより、今、こうして元気でお連れ通り頂いていることを感じて、自分だけではなく、家族も皆元気ある事、これはお金にはかえられない、大きな御守護を頂いているのだと気が付くと喜んで通る事ができますね。
終わり。

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