宗教家日誌15

おはようございます。７月16日曇り。
教組年祭まで、あと５５９日となりました。

昨日は朝から棚　を作った。
丸のこ
インパクトレンチ
メジャー
他、諸々を出してきた。

この棚は次男の為に作ったのだ。

一昨日のことだ。
次男がなにやらやっている　という情報が妻から入った。
妻が説明するのだが良くわからん。

次男を呼んで「なにしてんの？」と聞く。
次男
「Tik Tokでポイント貯めている。
そのポイントはペイペイでしか使えない。
なのでペイペイを・・・」という説明を受けた。
意味が分からん。
色々聞くと、要はポイントが現金化できる。
という話だった。

我が家は実に慎ましい生活をしているので
次男にもお小遣いはほとんどあげていない。
学校の帰り友達はコンビニで飲み物を買う。
次男はお金がないのでスーッと帰る。

という生活なので、なにか欲しい物があっても
親の経済状況が分かっているので言わないのだ。
そこで、ポイントを貯める生活をしていたらしい。

「で、ポイントをお金に換えてなにを買いたいの？」

「棚が欲しい」

「棚？」
となり、たまたま私は現金を持っていたので
「ホームセンターに見に行こう」
と連れ出した。
が
希望とする物は私の手持ちでは買えない。
親としてとても恥ずかしい。
色々考えた結果
「であれば作ろう」となった。

材木を買うにはぎちぎちだったがなんとか買えた。
おつり１２３円。我ながらうまい買い物をしたと思う。

帰って、その材木に墨を打ち、今朝実行にうつした。
とい訳。

今はYouTubeがあるのでありがたい。
棚の作り方が載せてあるので素人でもそれなりの物ができた。

昼前には完成したので次男に見せた。
「うーん」
という表情。

「うまい下手は許してくれ」と心で思う。

思い返すと、私も幼少期から実に慎ましい生活だった。
友達が、超合金Z（50代の方なら分かるかな）を持って遊んでいるのが
実にうらやましかった。
友達が超合金Zなら、俺は厚紙でロボットを作った。しょぼい
という風で、とにかく自作をする癖がついたのだ。

お金があれば買えばすむ話だが、生活環境がそうだったので
常にどうやってそれを作るかに変換された。

次男もいつかはここを出ていくが、いつか結婚し子供ができた時
「うちの親父はいつもなんか作っていたわ」と笑ってくれたら
それでいいのだ。

さ、今日もがんばっていきましょう。