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MS To DOからTodoistに乗り換えて家族間でのタスク管理が楽になった

学生のころからtodoアプリはなくてはならない存在で、脳内メモリーが小さい私は何度もtodoアプリに助けられてきました。todoアプリは標準からサードパーティ製まで様々あります。最近はappleのリマインダーやgoogleのkeepといった標準アプリが使いやすいので、一人で使う分にはそれでも記憶の仮置場として十分役割を果たせそうです。10年前はappleのリマインダーも無かったので、すぐ新規追加できて見やすく軽いといった理由でWunderlistというアプリを使っていました。15年にMS社がwunderlistを買収し、現在はMS To Doとしてリリースされています。買収後もMS To Doを使っていました。主な使用目的は2つです。
1つ目は個人的なタスク管理。2つ目は家族間でのタスク管理です。
家族内で全員iphoneユーザーなら良かったのですが、androidとiphoneユーザーという環境下ですので、リマインダーは使えず、MS To Doを共有して買い物リストや行きたい場所などのリストを運用していました。家にはAlexaを設置しており、家で何気なく買い物リストに追加したい時には、「Alexa、ねぎを買い物リストに追加」でTo Doの買い物リストに追加されました。MS To DoにはAlexa連携機能が無いのですが、IFTTTを使って連携していました。これがとにかく便利で、今ではAlexaからTo Doリストに追加できることが条件の1つとなりました。
そんな中23年の秋ごろにIFTTTとAlexaの連携サービスが終了となり、代替To Doアプリ探しを余儀なくされました。

ToDoアプリに求める条件は4つ。
・複数人で共有できること。
・無料で使えること。
・Alexaからタスク追加できること。
・iOSとAndoroidで使えること。

様々なアプリを検討した結果、Todoistが現段階での最適解でした。
無料で使う場合、機能の制約があります。ただ某ノートアプリの様に極端な制約ではありませんし、広告が出るわけでもないので、私たちが使う範囲では問題ないと判断し無料で使うことにしました。
最大の決め手は標準でAlexa連携機能があること。これはAlexaの買い物リストとTo Doリストを共有する機能で、Alexaに「Alexa、ねぎを買い物リストに追加」と言うとAlexaの買い物リストに「ねぎ」が追加され、Todoistにも共有されているAlexaの買い物リストに「ねぎ」が反映されるというもの。
まさに思い通りの事ができています。

Alexaと共有される買い物リスト

他のtodoアプリでもできるのですが、Todoistも繰り返しタスクの登録が可能です。様々な家電がある我が家では、どの家電がいつメンテしなければいけないのかを管理するのが面倒です。そこで、リビングの空気清浄機であれば半年に1回フィルター交換、洗濯機は毎週日曜に排水掃除、など繰り返し登録をしておき管理状況を共有するようにしています。掃除のメンテ管理以外にも防災備蓄の確認や確定申告、母の日父の日などの毎年必ずやることは、ここに登録しておけば実行忘れが無くなるため、登録をしています。

その他には「欲しいものリスト」と「行きたい場所リスト」を家族間で共有しています。欲しいものリストはそれぞれが欲しいものをリストアップしていき、記念日にこの中からどれかを渡す仕組みにしています。Todoistはリストをプロジェクトとして管理され、リストの中でもセクションとして分けて管理することができます。セクション機能のおかげで、誰が何を欲しいのか一目瞭然です。特にTodoistが優れているのがリスト形式だけでなく、カンバン形式でも閲覧できること。もはや、Trelloの代替にもなるのでは、と思った次第です。
「行きたい場所リスト」は、まさにカンバン形式で「近所」「国内」「海外」といったセクションに分けて、それぞれがwebで見た記事や聞いた場所などをメモしていき、休みの日に出かける候補として参照します。

個人で使うリストは個人的な買い物リストのほかに読みたい本のリスト、あとで読むリストです。
今まではどれも他のアプリで運用していたのですが、Todolistで運用できそうだったので、専用アプリは削除し、Todoist一本化を行いました。

「読みたい本リスト」はまずamazonの商品ページの共有ボタンでTodoistの「読みたい本リスト」へ共有し登録します。商品購入を購入し、読んだ感想などはタスクの説明欄に記入し、読み終わったらタスクを完了にします。完了にしたタスクはnotionに登録するようになっています。notionの連携機能は残念ながら標準で無いので、ここはIFTTTに任せています。Alexaのサービス終了の前例があるので、いつ連携できなくなるか分からないのですが、それまではTodoistで読みたい本~読了までの動線を完結したいなと思っています。

amazonアプリから共有する

「あとで読むリスト」も「読みたい本リスト」と同じような使い方です。web記事で気になる記事があれば、ブラウザの共有機能でTodoistに飛ばして、電車移動中などに「あとで読むリスト」に入っているタスクをタップして記事に飛び確認するというもの。単純にリンクが登録されるだけでオフライン上に記事を保存することはないため、ヤフーニュースなんかは、いつの間にか掲載終了で読めなくなっていることがあります。短期間の利用には向いていますが、長期にはpocketのような専門のアプリを利用したほうが良いと思います。

To Doアプリで重要なのは、いかにすぐ登録できて、リマインドしてくれるかです。
登録はモバイル版はウィジェットを置いておけばすぐ登録できて、確認も設定したリストであれば、アプリを起動せずにできます。また、apple watchやAlexaからも登録できるので、いつでもどこでも、気づいたときにすぐ登録できて便利です。リマインドは無料版では無いので、そこが惜しい点でした。月々500円ですので、1年間使用して代替サービスが無ければ有料化も検討すると思います。現時点では一日3回アプリのリストを確認しているので、大きな問題はありませんが、やはりタイムリーな通知は欲しいところです。

リマインドができない、という問題はあるものの、どこにいてもタスクを追加できて、家族間で共有できるツールとしては非常に満足しております。

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