戦え…戦え……

 たまには日記らしく「お?」と思ったことを書こうかなと思ったりして。
 好みというのは、ふと目に留めるものにも表れる。何かあれば適当に書き込み、何もなかったり物足りなければ好きなものについて書くのがいいだろう、きっと。

 ホームセンターに『剣皇』という草刈りカッターが置いてあった。
 私はたまにちょっとした用事で草刈機を扱うことがあるが、別に詳しくはない。そして気になったのはその機能性ではない。

 剣皇という名前は、今や押入れのどこかにしまった中二心をくすぐってくれる。ところでそう名乗るからには、あらゆる剣の最上位に君臨する存在なのだろう。

 『剣』というものは色んな形のものがあるし、機能性すら統一されていない。
 古代中国の剣は『斬る』というより『叩き斬る』ものであるほぼ鈍器の代物だし、七支刀という古代の刀に至っては普通の剣っぽい鉄の棒に六つの枝が生えているという意味不明っぷり。
 実戦で使わないにしても「これは刀です」と言うのはどうなのか。長けりゃいいのか?

 そして話を剣皇に戻すが、草刈りカッターは長物ですらない。円状なのだ。
 多分スパスパ斬れる(といいな)という由来から剣皇と名付けられたのだろう。しかし、奴は本当に真の『剣皇』なのだろうか?

 一度、普通の日本刀や西洋の剣や妖刀村正、変な形をした刀、もはや鈍器の刀など『剣』と呼ばれるものを集めて戦わせてみたい。当然、剣皇も入れて。

 あ、その基準だと刃牙も入るな。絶対刃牙勝つじゃん。
 というわけで真の剣皇は範馬刃牙に決まりました。やったね。

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