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自分のやりたいこと、好きなこと

人や環境がめざましく変わる今日このごろ。
人との会話から自分の思うこと、考えてたこと、等に気づくことがある。

なんとなく気づいていたけど無視していたこと。
「自分は何をしたいのか、何が好きなのかよくわからない」
ということ。

そう思ったきっかけは以下2つの事象から。
1.入社時に実施した研修で「夢を語ってください」というようなことを言われたが語れなかった
 (金持ちになりたいイケメンと結婚したいと思っていたけど声に出すのが恥ずかしかった、金持ちになるほどの給料がこの会社でもらえると思ってるのかと同僚から指摘されるのではかと思い、言えなかった)
2.少し前に流行っていた「100の死ぬまでにやりたいこと」を書き始めたら20個ぐらいしか書けなかったこと
 (それから気づいたときに書き足していて、まだ100個に到達していない)


1.の研修のときは私個人ではなく、
研修を受けた全員が「こんな夢でいいのか、残念だ」
と講師に言われたことが印象に残っている。
あのとき、「時間を取ってもう少し考えたいか」と講師に聞かれて、
研修生の多数決の結果、「考えない」となったことも印象に残っている。

そういう状況だったから「この世代はみんなやりたいことがわからない世代なのか」
と思い、私も好きなことを考えるのをやめてしまった。


好きなことってなんだろう。


B'zは小学生のときに「今夜月の見える丘に」を聞いたあと、
父親が買ってきた「Mixture」で本格的なファンになった。
重いサウンドと耳に残るメロディに魅了された。
曲を聞くと歌詞が思い出せるぐらいには聞き込んでいる。
でも、どの年にどのシングルが発売されたのか、までは暗記していない

ゲームも好きで、小さいころは誕生日、クリスマスのプレゼントに買ってもらっていた。
ジャンル問わず、パネルでポン、牧場物語、バイオハザード、デビルメイクライ、メタルギアソリッド、スプラトゥーン、など色々と遊んできた。
でも社会人になってからは仕事で疲れてゲームをやる気力がない日がある程度しかプレイしなくなった。

小さい頃は母親の実家に行ったときに
少し遠くの岩場の海水浴場でシュノーケリングが楽しかった。
社会人になり知り合いからスキューバダイビングを教わり
毎月伊豆に行って潜っていた。
ドライスーツを買って冬も海に入っていた。
でも妊娠発覚と同時にまったく潜らなくなった。

シルバニアファミリー、セーラームーン、戦隊物、ドッジボール、手芸、読書、同人誌発行、酒、旅行、ブランドバッグ、などなど
小さい頃からの記憶を辿って好きだったものを書き連ねてみた。


本当に好きだったのか?と聞かれると
周りに合わせてやってたのかも、と思ってしまうものもある。

私の好きは中途半端のように感じてしまう。

本当に好きなら、読んだことある漫画や小説の内容覚えてるのでは?
正直私は全然覚えられません。
読み返して、あーそういえばこんな話だったな、とそのときに思いだすぐらい忘れてる。
本多孝好さんの小説が大好きなのに、思いだすのは面白かったという記憶だけ。
なんのタイトルのどの描写なのか伝えられない。


自分の好きは、中途半端な好きだから
人にこれが好きだと言いづらくなった。


私はそれでも良いんだと思っている。
中途半端でも、それで自分が満足しているのであれば。


子供がいるから自分の趣味に時間を使えない状況。
かつ、私はいましか体験できない子育てを楽しもうと思って生活している。
だから自分の環境に満足している。


好きなものを見つけるのは20年後かな。
まずは今を楽しみたい。




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